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「日本語音声」琉球列島における音声の収集と研究

研究課題

研究課題/領域番号 01642010
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関琉球大学

研究代表者

上村 幸雄  琉球大学, 法文学部, 教授 (50000401)

研究分担者 玉城 政美  琉球大学, 法文学部, 助教授 (30101455)
高良 富夫  琉球大学, 工学部, 助教授 (70163326)
加治工 真市  沖縄県立芸術大学, 教授 (10106586)
高橋 俊三  沖縄国際大学, 文学部, 教授 (40088779)
屋比久 浩  琉球大学, 法文学部, 教授 (50044821)
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1989年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
キーワード琉球方言の音声 / 琉球方言の音響音声学的分析 / 琉球方言の口承文芸 / 琉球方言の歌謡 / 琉球方言による演劇 / 琉球方言の韻律的特徴
研究概要

琉球列島班(A4班)が分担する琉球列島地域は日本の地域の方言には例をみない音声現象がすくなくない。また,奄美から与那国にいたる島々の間の方言の音声的な変異の幅は優に青森から鹿児島までのそれをうわまわっている。またそこには,無形の文化財としての価値のきわめてたかい,方言でかたられ,あるいはうたうわれ,もしくは演じられている,さまざまな,そして独自の,口承文芸,古歌謡,演劇群が大量にあり,これらはいずれも,伝承者の高齢化,他界という理由から緊急に収集の対象にすべきものである。
研究の第1年度には,研究代表者,研究分担者のほかに,沖縄言語研究センターの会員からなる多数の研究協力者によって,昨年すでにおおよその計画が立案されていた研究に着手すると同時に,4年間にわたる研究期間の計画の詳細を立案,個々の収集作業にさきだって必要な具体的な準備の作業にはいった。それらはつぎの3項目にわけられる。
(1)全国共通項目にかかわる音声の収集
【○!1】音韻論的な観点からみて,琉球列島諸方言を代表するとみられる列島各地の方言
【○!2】那覇市を中心とした沖縄島中南部の都市化した地域の方言
(2)琉球列島班が独自におこなう音声の収集
【○!1】単語レベル,......琉球列島各地の方言を対象とした既刊の,および編集中の辞典,語彙集,また,調査ずみの方言調査票などの項目の音声化。
【○!2】文レベル......おなじく,辞典,語彙集などにみえる例文の音声化
【○!3】作品レベル......自然会話,民謡,古歌謡,芝居脚本などの音声の収集とテキスト化
(3)収集した音声の調音音響的な研究,および音声の理論的研究,

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 上村幸雄: "単語のリズムアクセント的構造の分析方法についてー今帰仁与那嶺方言を例としてー" 琉球大学文学部紀要. 33. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 高良富夫: "日本共通語と琉球方言との間の音韻対応エキスパートシステム" 琉球大学工学部紀要. 39. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 上村幸雄: "Acute AccentとGrave Accentについて" 沖縄言語研究センター資料. 93. 1-2 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 上村幸雄: "音韻変化はなぜひきおこされるかー琉球列島諸方言のばあいー" 沖縄言語研究センター資料. 79. 1-12 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 高良富夫: "琉球方言の音声・音韻の情報処理" 沖縄言語研究センター資料. 78. 1-7 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 高良富夫: "琉球方言の音韻対応分析システム" 電気関係学会九州支部連合会論文集. 362 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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