研究課題/領域番号 |
01643005
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
片山 一道 京都大学, 理学部, 助教授 (70097921)
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研究分担者 |
多賀谷 昭 大阪市立大学, 医学部, 助手 (70117951)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | オセアニア / モンゴロイド / 古人骨 / 生体計測 / 集団間関係 / 先史時代 / 民族移動 |
研究概要 |
東南アジアから南太平洋にいたるオセアニア地域に由来する総計100を越える人類集団について、関係文献の検索作業や国内外の関連分野の研究者との情報交換を通じて、古人骨の頭顔部の計測値と形態小変異の出現頻度、生体計測値、血液型の出現率、手足の皮膚流線紋パターンの出現頻度などの身体形質に関する既報データおよび原データの収集に努めてきた。また、これら以外にも、オセアニア地域の先史および現生の集団について、自然人類学に関係した文献資料をできる限り広く収集してきた。身体形質に関するデータについては、対象集団の地域性、時代性、集団としての諸特性、データの信頼性などをチェックしたのちに、随時データシートを作成する作業を進めてきた。そして、文献資料については、統一的な登録様式の検討と試行をくり返したのちに、現在まで入手した合計150点のものについて、文献検索用のデータベースとして構築する作業を概ね完了した。古人骨データに関連した作業は片山が、また生体計測などの現生集団のデータに関係した作業は多賀谷が、主として分担できたのであるが、当初予定していた作業はほとんど順調に消化してきたと言ってよい。次年度以降は、関係文献をほぼ完璧に網羅できるように文献資料のデータベースをより充実させること、身体形質に関するデータシートをデータベースに入力して、オセアニア地域のモンゴロイド系諸集団の類縁関係を実際に分析できるように準備していくこと、などによって研究の展開が図られる予定である。
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