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セラミックスの表面特性を利用した金属-セラミックス間の界面挙動の制御

研究課題

研究課題/領域番号 01647516
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

野城 清  大阪大学, 工学部, 助教授 (40029335)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1989年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードセラミックス / 接合 / 濡れ性
研究概要

今年度の研究によって得られた成果
1.従来の濡れ性の測定法である静滴法では測定が困難であるとされていた個体微小試料の濡れ性の測定に成功した。
(1)新たな濡れ性の測定方法として垂直板浸漬法を考案し、α-SiC単結晶などの微小試料に適用し、満足すべき結果を得た。(Mat.int'ntl.ISIJに発表済)
(2)実用材料として用いられているSiC繊維の濡れ性の測定に初めて成功した。(日本金属学会誌に発表済)
(3)溶融Al合金によるSiC繊維の濡れ性の測定に成功し、SiC繊維の濡れ性の制御の可能性を見いだした。(軽金属に発表予定)
2.溶融Cu-Ti合金によるSiCの濡れ性の測定を行い、従来明らかにされていなかった新しい知見を得た。(日本金属学会誌に掲載決定)
3.Co基合金と反応焼結SiCとの高温両立性を検討し、反応性の制御に関する新しい知見を得た。(高温学会誌に掲載決定)
4.種々の金属によるダイヤモンドの濡れ性を測定し、低温においては濡れ性が結晶方位に依存することを明らかにした。(日本金属学会誌に発表予定)
5.機能性酸化物、フッ化物単結晶製造時に重要な物性値である表面張力、密度を精度良く求めた。(日本金属学会誌、電気化学および工業物理化学に発表済)

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 野城清: "Co基合金と反応焼結SiCとの高温における反応性" 高温学会誌. 16. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 野城清: "溶融Fe-S合金による固体酸化物の濡れ性および溶鉄の表面張力におよぼすSの影響" 高温学会誌. 16. 20-26 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 野城清: "ホットプレス法によるSiCの焼結と溶融Cu-Ti合金によるSiC濡れ性" 日本金属学会誌. 54. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] K,Nogi: "Wettability of graphite and α-SiC single crystal by liquid Cu-Cr alloy and an evaluation of the wettability of a small sample" Mat.Int'ntl.ISIJ. 30. 64-69 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 野城清: "溶融Al合金によるSiC繊維の濡れ性" 軽金属.

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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