研究課題/領域番号 |
01649516
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
細見 彰 長崎大学, 薬学部, 教授 (00004440)
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研究分担者 |
富永 義則 長崎大学, 薬学部, 助手 (70100881)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 複合系反応剤 / 高配位有機ケイ素化合物 / アリルシクコナ-ト / 5配位アリルシリコナ-ト / 高選択的アリル化反応 / ヒドリドシリコナ-ト / 還元反応 / 不斉還元 |
研究概要 |
新規複合系反応剤である5配位有機ケイ素化合物の合成開発と、その高選択的合成反応への応用を目的とした研究を行なった。とくに、アルコキシシラン/ジオ-ル/アミンを用いる複合系5配位ケイ素反応剤の生成と高選択的反応の開発を行った。 1.上記反応系を用いて、高配位ケイ素中間体を得、その構造と反応性の関係を明らかにした。 2.ジオ-ル/アミンを任意に変えることできるので、これによる反応性の向上、選択性の発現を図った。 3.トリアルコキシヒドロシランを用いて他の金属ヒドリド試薬では困難な官能基選択的な還元反応を開発した。例えば、チオインモニウム塩の還元反応は本還元系を用いると合成化学的に重要なS,N-アセタ-ルを選択的にかつ官能基選択的与えた。 4.上記複合反応剤を用いて不斉還元および不斉アルキル反応に関する研究を行った。不斉源としては光学活性アミノアルコ-ル用いて、触媒的不斉増殖反応を達成した。
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