研究課題/領域番号 |
01659507
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
東田 陽博 金沢大学, 医学部, 教授 (30093066)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ニュ-ロブラスト-マ / カリウムイオン / カリウムチャンネル / イノシト-ルリン酸 / パッチクランプ / セカンドメッセンジャ- |
研究概要 |
パッチクランプ電流測定法により、ブラジキニン(BK)が、細胞内セコンドメッセンジャ-を使ってチャンネル活動を制御していることを証明することを目的に今年度は、40pSの大きさを持つCa^<2+>依存性Kチャンネルが細胞内に注入したイノシト-ルリン酸(IP_3)に反応するか否かを調査する。 1.40pSチャンネルを、ピペット内156mMK+のイソトニック液にて、シ-ルドを施したパッチより測定した。 2.細胞内に刺入したIP_3をつめた別のガラス管より電気泳動的にIP_3を細胞内に注入した。 3.同様に、Ca^<2+>を電気刺激により興奮させ生じた活動電位による流入によって細胞内に流入させた。 4.BKによる40pSチャンネルの活性化が細胞内に注入したIP_3やCa^<2+>により再現できた。 一方、NECのパ-ソナルコンピュ-タ-に入力できるADコンバ-タ-を使ったインタ-フェイスを作成し、チャンネル活動を入力することにした。島根医科大の榎本博士の書いたソフトウエア-にて、シングルチャンネルのオ-プンタイム・クロ-ズタイムを現在測定している。さらに、このタイプのK+チャンネル遺伝子をとる試みを始めた。 1.NG108-15細胞のmRNAに対するcDNAライブラリ-を作成した。 2.ラットBK1遺伝子のS4セグメントの塩基配列に基づき2種類の105マ-を合成した。 3.その2ケのプロ-ブを使いcDNAライブラリ-より2種類のクロ-ンをピックアップした。 4.それらのK+チャンネル遺伝子の機能を現在検討している。
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