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減数分裂前期特異的遺伝子群の解析

研究課題

研究課題/領域番号 01660508
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

田畑 哲之  名古屋大学, 理学部, 助手 (70197549)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1989年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード減数分裂 / 花粉母細胞 / cDNAライブラリ-
研究概要

本研究は、高等生物の減数分裂前期に特異的に発現される遺伝情報を明らかにし、それらをこれまで蓄積してきた生化学的、細胞学的知見と反応させることによりここで起こる生化学的反応をより総体的に理解することを目的としている。
ユリ(Lilium)花粉形成時の減数分裂は進行速度が遅く同調性も高いため、減数分裂前期の様々なステ-ジにある細胞を大量に調整することができる。そこで、減数分裂前期のレプトテン期、ザイゴテン期、パキテン期、ディプロテン期及び前減数分裂期にある細胞をステ-ジ別に調製し、各々からpolyA'RNAを抽出後、これらをもとにcDNAライブリ-を作製した。クロ-ン化のベクタ-としては、λgL10,λgL11及びλZAPIIを用いた。cDNAの合成に際しては、XhoI認識配列を結合したオリゴdTをプライマ-として用い、5'側にΕcoRIアダプタ-を結合させることにより、ベクタ-のlacZ領域と方向がそろった組替え体のみが得られるようにした。また、これと平行して、ランダムプライマ-を用いて合成したcDNAのクロ-ン化も行った。
これまでに減数分裂前期各ステ-ジについてλZAPIIをベクタ-とするcDNAライブラリ-作製が完了した。プラ-ク形成効率は約10^5pfu/μgRNAで、その90%以上が数百bp以上の長さのcDNA挿入配列を含んでいた。現在、これらのライブラリ-を用いて、各ステ-ジで転写量が特異的に増加する遺伝情報の選択を行いつつある。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Higashitani,A.Tamamoto,S.Tabata,S.Oono,K.& Hotta,Y.: "D-loop forming activity and general recombination activity in extract from shoot,flower and callus of variety of rice." Jap.J.Genetics.

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田康雄,東谷篤志,田畑哲之: "減数分裂の制御" 蛋白質、核酸、酵素. 34. 1082-1096 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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