研究課題/領域番号 |
01810005
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
井上 光洋 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60016491)
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研究分担者 |
井上 尚美 創価大学, 教育学部, 教授 (20014748)
南部 昌敏 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90143627)
三浦 軍三 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00109141)
篠原 文陽児 (條原 文陽児) 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00113035)
堀口 秀嗣 国立教育研究所, 室長 (70103702)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1989年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | 授業技術 / シミュレ-ション / プログラム・パッケ-ジ / 教師教育 / 教育実践 / ビデオディスク / マイクロコンピュ-タ |
研究概要 |
1.授業技術支援システムの設計と開発研究において、ランダムアクセスが容易なビデオディスクを購入し、マイクロコンピュ-タならびに周辺機器、制御用インタ-フェイス等のディバイスを開発し、システムの基本設計をおこない現在稼動中である。 2.これまでに開発してきた授業シミュレ-ション言語のソフトウェア体系をふまえ、堀口が開発したフレ-ム型CAIシステムの言語体系にランダムアクセス機能を附加した授業技術のシミュレ-ション、すなわち授業技術支援システムの基本設計をおこなった。 3.ハ-ドウェアとソフトウェアの開発設計に基づき、授業技術のプログラム・パッケ-ジに必要な授業録画を150時間行ない、a,授業の構造の解明と理解、b,教師の意思決定構造の解明、等を中心として、基本的な教授スキル(1.発問の仕方、2.強化、3.刺激の変化、4.発問と強化の組合せ、5.説明と例の利用、6.学習への構えづくり、7.情報提示、8.診断・処方、9.いくつかのスキルの組合せ)および高次の授業スキル、教科固有の教授スキルの枠組みを作成した。さらに典型的な授業場面を抽出し、パッケ-ジ化する作業をおこなった。 4.前年度の3つのプログラム、斎藤喜博の横口授業「山の子ども」、無着成恭の国語授業「兄弟」、芦田教式授業「一つの花」に加えてPC98CDーROMのハイパ-メディア機能を利用して小学校国語「あとかくしの雪」の授業を通して、授業技術(とくに指示・提示・説明・発問)を訓練するプログラムを開発した。 5.授業技術のデ-タベ-ス化を目指して授業技術の全般にわたって冊子(約180ペ-ジ)としてまとめた。また、これらをあわせて研究報告を取りまとめ、関係研究者・機関に配布した。
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