研究課題/領域番号 |
01850002
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小宮山 進 東京大学, 教養学部, 助教授 (00153677)
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研究分担者 |
白木 靖寛 東京大学, 先端科学技術センター, 助教授 (00206286)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1990年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1989年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ゲルマニウムレ-ザ- / 遠赤外レ-ザ- / 波長可変 |
研究概要 |
1) ラメラ-格子干渉鏡による単一波長発振 予定どおりラメラ-格子型干渉鏡を作成し、凹面鏡と組合せて共振器を形成することらより単一波長発振に成功した。 2) キャパシティブメッシュ反射鏡による単一波長発振 キャパシティブメッシュをシリコン単結晶基板上に作製し、凹面鏡と組み合わせて光共振器を形成することにより単一波長発振に成功した。 3) ヘテロダイン検波による高分解能波長スペクトル測定 スペクトラムアナライザ-をパルスモ-ドで使用することにより発振光のセルフビ-ト信号の高時間分解(0.1μsec)、高波長解(1MHz)による測定に成功し、発振線幅が4MHZ以下と、きわめて鋭いことを初めて明らかにした。このことは発振線の線幅自身が4MHz程度と、きわめて鋭いことを示しており、今後の応用上大変重要である。 4) Voigt配置による発振特性の改善 光共振器の光軸に対して磁場を垂直に加えたVoigt配置でのレ-ザ-発振に他のグル-プに先がけて初めて成功した。このことにより発振波長領域の拡大、長波長発振の強度の増大、発振の電場、磁場域の拡大等、発振特性の顕著な改善を見た。 以上をまとめるに、機械的同調により発振波長を全域にわたって連続に可変とするには未だ至っておらず、本研究で試作したレ-ザ-には未だ実用上不充分な点が残されている。しかし、上記したようにレ-ザ-発振の基本的な点で大きな改善を成し遂げることができた。
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