研究課題/領域番号 |
01850157
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属加工
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
真鍋 健一 東京都立大学, 工学部, 助教授 (10145667)
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研究分担者 |
川田 誠一 東京都立大学, 工学部, 助教授 (20152960)
井上 総一郎 (株)東測研究所, 代表研究員
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1990年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1989年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | 板材成形 / 適応制御 / 深絞り / 変圧しわ抑え / 可変パンチ速度 / フランジしわ / 肉厚分布 / 材料特性の同定 / 適応制抑 / 超塑性 / 深絞り限界 |
研究概要 |
本研究では2年間にわたり、適応制御深絞り法の実用化を目指して、最大の問題である生産性を向上するため、従来の研究室レベルで行った最大パンチ速度60mm/minを、実用液圧プレスの加工速度に近い500mm/min以上の高速適応制御深絞り法の開発を目的とした。 本研究で得られた成果をまとめて以下に示す。 (1)当初の目標を上まわる最大パンチ速度が1000mm/minの多機能な高速適応制御深絞り装置の開発に成功した。本装置は種々の加工条件でも可能なように高温環境下(400℃以内)でも、また変圧しわ抑え、パンチ速度の可変速が高精度でコンピュ-タ制御できるようになっている。 (2)変圧なしわ抑え変式にもとづく適応制御深絞り法は従来の金属材料だけでなく、ひずみ速度依存性材料に対しても深絞り容器側壁部の均肉化を図るためには、しわ抑え力を成形の進行とともに高める方式が有効であることを明らかにした。 (3)本装置によりパンチ径が30mm程度の工具寸法が小さい深絞りも適応制御できる可能性が示された。 (4)ひずみ速度依存性材料ではフランジしわの発生を回避するパンチ速度の可変速方式が高速深絞りを達成するために有効であることを示し、理論的な可変速しわ抑え曲線を初めて提示した。 (5)変圧しわ抑え方式にもとづく適応制御深絞り法は従来金属だけでなく、ひずみ速度依存性の材料にもパンチ速度の可変速方式を併用することによって、その適用範囲が拡大する可能性が示された。 (6)より広範な材料に適応制御深絞り法を適用するには、r値、ひずみ速度感受性指数mの同定法の同定法の開発と高精度化が課題である。 本研究により適応制御の実用化の拍車がかかるものと期待される。
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