研究課題/領域番号 |
01870090
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児・社会系歯学
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
竹原 直道 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (00038879)
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研究分担者 |
山下 喜久 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (20192403)
花田 信弘 九州歯科大学, 口腔衛生学教室, 講師 (70180916)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1989年度: 8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
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キーワード | Streptococcus mutans / Streptococcus sanguis / gtf-B遺伝子 / gtf-Id遺伝子 / 複製起点 / 形質転換 / Streptococcus sobrinus / gtfーB遺伝子 / gtfーId遺伝子 / プロモ-タ- / 齲蝕ワクチン / 非水溶性グルカン合成酵素 / Streptocococcus mutans / Streptocococcus sobrinus |
研究概要 |
昨年度の計画では、プラスミドの複製起点に着目し、宿主菌体中のプラスミドのコピ-数を増加させることによりm-RNAの転写量の増加すなわち遺伝子産物の発現量の増加を計り、効率の高いワクチン原の精製を確立する予定であった。 Escherichia coliとStreptococcus mutans間のシャトルベクタ-であるpVA856による形質転換が比較的容易であったS.mutansを宿主菌として、E.coliの原理に基づいて、プラスミドの複製起点の調節を行なったが、コピ-数を増加させることはできず、gtf-B遺伝子産物の過剰産生変異株を作成することはできなかった。 また、宿主菌として、その染色体遺伝子にS.mutansのgtf-B遺伝子およびS.sobrinusのgtf-Id遺伝子のいずれとも相同部分を持たず、さらにmutans streptococciと分泌機構が類似しているS.sanguisを用いて実験を行なったが、S.sanguisの形質転換は実現できなかった。しかしながら、S.sanguisの形質転換は理論的には可能であるので、今後さらに研究を続けてS.sanguisの形質転換を成功させる予定である。S.sanguisに関する一連のデ-タより、形質転換が実現できれば、gtf-Bおよびgtf-Id遺伝子産物の菌体外への分泌は成功すると考えられる。 今後は、S.sanguisを宿主菌として、両遺伝子のプロモ-タ-部分の修飾あるいはプラスミドの複製起点の調節により、菌体外画分から多量の不溶性グルカン合成酵素を精製し、本研究を工業レベルまでもっていく予定である。
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