研究課題/領域番号 |
01J01449
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育・社会系心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
西田 裕紀子 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 成人期 / 女性 / 心理的発達 / 心理的well-being / 生涯発達 |
研究概要 |
本研究課題では、成人期全般にわたる女性の心理的成熟について心理的well-beingを指標として生涯発達的視点から検討することを目的としてきた。本年度行った研究とその成果は以下のようにまとめられる。 ・成人期の役割移行・心理的危機と心理的well-beingに関する研究 成人女性356名を対象とした成人してから現在までの人生の振り返りと心理的well-beingに関する調査(職歴・家族歴・人生各期についての主観的評価・その時期の評価に影響を与えたと考えられる主な出来事)の分析を行った。その結果、成人各期には多くの人に共通のポジティブ・ネガティブイベントが存在すること、ライフサイクルに伴う危機や心理的課題は、成人発達における重要な契機となりうることが明らかになった。→投稿中 ・児童期から青年後期の子どもをもつ母親の心理的well-beingに関する研究 成人女性と児童期(8歳)から青年後期(21歳)に位置する子ども823組を対象とした調査(成人女性の心理的well-beingと子育て観・子どもの自律性と親子関係認知等)の分析を行った。その結果、子どもの自律性と母親の心理的発達は相互に影響を及ぼしあっていること、母親・子ども双方のライフステージの組み合わせによって、心理的発達を促進する親子関係は異なることが示された。→投稿中 ・成人女性の心理的発達に関する面接調査 前年度に引き続き、成人女性(55〜65歳)の心理的発達に関する面接調査(ライフヒストリー・心理的well-being・家族歴・就労歴・社会活動参加歴・コホート的特徴)を行った。→分析中
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