研究課題/領域番号 |
01J04725
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
黒田 智 東京大学, 史料編纂所, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 肖像 / 神像 / 藤原鎌足像 / 勝軍地蔵 / 小野篁 / 維摩居士 |
研究概要 |
藤原鎌足像をはじめ、中世肖像・神像の収集・調査を継続し、栃木県日光、京都府瑞泉寺透玄寺・京都国立博物館、和歌山市立博物館、長野県長野長命寺・浄蓮寺・上松東野阿弥陀堂などにおいて熟覧・写真撮影をおこなった。 研究テーマは、(1)小野篁の絵師伝承の考察によって、中近世多武峯の宝物をめぐる社会的機能を論じた。(2)多武峯所蔵「日輪御影」の分析を通して、14世紀日本で勝軍地蔵信仰が生成してゆく歴史的背景をさぐった。(3)中近世日本図・朝鮮図を素材として、国境の島嶼たる対馬の歴史的イメージの変容を考察した。(4)対馬豆酘の村落景観・祝祭空間の歴史的変化を論じ、畑作から水稲への文化・祝祭儀礼の変容を明らかにした。 そのほか、『日本史文献辞典』の「佐々木剛三『神道曼陀羅の図像学』」の項目を執筆した。また既発表論文を改稿し、これに数本の新稿を加えた著書出版の準備作業を進めた。
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