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現代における人形浄瑠璃-伝承・上演・宗教性

研究課題

研究課題/領域番号 01J06900
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 国文学
研究機関京都造形芸術大学

研究代表者

細田 明宏  京都造形芸術大学, 芸術学部, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード人形芝居 / 浄瑠璃 / 義太夫 / 上演 / 伝承 / 儀礼 / 生人形 / 人形 / 芸能
研究概要

本年度はまず、これまで行ってきたデータ収集に加え、収集した資料を基礎的なデータベースにする作業に取り組んだ。
すなわち従来通り日本各地の人形浄瑠璃に対する調査を行い、その公演のようすをビデオテープに記録したが、本年度は今までの調査記録を市販のpcソフトを用いてデータベースに整理した。また人形浄瑠璃に関する新聞および雑誌記事に対してもデータベース化に着手した。特に、最も早くから刊行された専門雑誌である「義太夫雑誌」については詳細な記事データベースを作成した。これらのデータベースは今後もデータ量を増やすなど充実させていくつもりだが、近代・現代の人形浄瑠璃を研究する上で欠かせない資料である。
さて、現代において人形浄瑠璃がどのように「生きて」いるのか、が本研究のテーマであるが、それを考察するために上演や鑑賞といった芸術的活動そのものに注目した。人形浄瑠璃は近世期に成立した芸能ではあるが、それを上演し鑑賞するという活動は現代のものであり、現代に上演/鑑賞される意味もそこにあるのである。
したがって本研究における関心は、人形浄瑠璃の真正な姿を追求するといった本質主義的な議論ではなく、どのように現在のような上演/鑑賞の仕方が成立したのかという構築主義的なものとなる。そして本年度はその一つの表れとして、近代になって浄瑠璃の読まれ方がどのように変わってきたのかを検討し、論文にまとめた(現在投稿中)。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 細田明宏: "二つの『観音霊験記』-錦絵と生人形"日本文化環境論講座紀要. 5. 43-51 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 時田アリソン, 薦田治子編: "日文研叢書26 日本の語り物 -口頭性・構造・意義-"国際日本文化研究センター. 314 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2024-03-26  

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