研究分担者 |
BALACHEFF Ni グルノーブル第1大学, 教授
LABORDE Cole グルノーブル第1大学, 教授
DENYS Bernad パリ第7大学, 研究員
瀬沼 花子 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 研究員 (30165732)
弓野 憲一 静岡大学, 教育学部, 助教授 (70112282)
狭間 節子 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (40030382)
梶 外志子 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70134765)
重松 敬一 奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (40116281)
橋本 吉彦 横浜国立大学, 教育学部, 助教授 (60000072)
能田 伸彦 筑波大学, 教育学系, 教授 (80020121)
村上 暁郎 武蔵野美術大学, 教授
石田 忠男 広島大学, 教育学部, 助教授 (90034818)
杉山 吉茂 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50014816)
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研究概要 |
この研究は,日仏共同による「空間認識と幾何教育についての日仏比較研究」で,1988〜1991年の4か年計画で行われるものである。そして,次の4つのテ-マにより,日仏の数学教育,心理,美術の各方面からの研究者により研究が開始された。 テ-マ1、幾何の問題解決における予想の役割 テ-マ2、数学教育における言語に関する研究 テ-マ3、空間認知に関する比較文化的研究 テ-マ4、子供の空間把握と造形表現に関する研究 第1回日仏共同研究会議は、1989年秋、フランス側9名の参加者を迎えて、筑波大学及び日仏会館(東京)を会場にして開催された。 その後、共通問題による調査等もくり返えされ,研究の大枠がかたまったところで,今回の第2回目の共同研究会議が、1991年3月25日から29日までの5日間、フランス、グルノ-ブル大学で開催された。上記共同テ-マのうち,2を除くテ-マは研究途上であり、これらのテ-マについて、主に分科会形式により綿密な討議が行われた。各研究テ-マと日本側の参加者は、次の通りである。 テ-マ1:幾何の問題解決における予想の役割(熊田、沢田) テ-マ3:マクロ空間の把握とその表現(梶、杉山、橋本) テ-マ4ー1:図的表現ーポリキュ-ブの表示ー(狭間) テ-マ4ー2:図的表現ースケルトン四角錐の表示ー(重松) テ-マ4ー3:造形表現(村上、弓野) なお,今年度の日本側の研究分担者は、7月、12月、1月にそれそれ会合をもち,研究の進捗状況の調整、研究発表,資料集の作成などを行って,それらの結果をもちより、グルノ-ブルの会議にのぞんだ。 会議の後半の全体会では、各プロジェクト(テ-マ)ごとのまとめと今後の課題等が発表され、今後継続して研究を進めること、また、1991年11月末をめどに、「空間把握と図形教育」(Mastering space and learning geometry)に関する報告書を公刊することを申し合せた。また,来年度中に日本で第3回目の日仏共同研究会議を開催できるように両国で努力することを申し合せた。 なお,テ-マ2については,すでに研究の大半が終了に両国で報告書を作成中である。
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