研究課題/領域番号 |
02152117
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研究種目 |
がん特別研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
池原 進 関西医科大学, 医学部, 教授 (90108986)
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研究分担者 |
緒方 肇 関西医科大学, 医学部, 助手 (50169174)
比舎 弘子 関西医科大学, 医学部, 助手 (90151422)
土岐 純子 関西医科大学, 医学部, 助手 (40077681)
長田 憲和 関西医科大学, 医学部, 講師 (40155940)
稲葉 宗夫 関西医科大学, 医学部, 講師 (70115947)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1990年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | natural suppressor cell / 造血幹細胞 / 抗腫瘍作用 / 液性因子 |
研究概要 |
(1)マウス造血幹細胞の精製方法を確立し、2種類(G_0期幹細胞とcycling phase幹細胞)に分けることができる。 (2)マウス造血幹細胞の中で、cycling phaseの幹細胞が強力な細胞増殖抑制機能を有する。さらにこの細胞は、液性因子を分泌している。 (3)この細胞は、wheat germ agglutinin(WGA)positiveで、ILー3 receptorを有する。それ故、ILー3でこの細胞の細胞増殖抑制活性が増強される。 (4)モンキ-やヒトにも、造血幹細胞分画に同様の細胞が存在する。 (5)ILー3R^+WGA^+細胞をNSー1とfusionさせ、細胞増殖抑制因子を分泌するhybridomaを樹立することに成功した。 (6)この液性因子の分子量は約20,000の蛋白である。 今後の目標としては、細胞増殖抑制因子を分泌するhybridomaが樹立されたので、この細胞上清より、液性因子を精製し、この因子をcodeしている遺伝子を決定する。この因子に対するreceptorを同定し、このreceptorを介してのsignal transductionの機構を明らかにし、細胞増殖のswitch on or offのメカニズムを解明する。さらに、この液性因子産生細胞の生物学的役割(例えば、血球分化のfeed back機構等)を、明らかにする。
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