研究課題/領域番号 |
02201102
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
菊地 勝弘 北海道大学, 理学部, 教授 (80000793)
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研究分担者 |
遠藤 辰雄 北海道大学, 低温科学研究所, 助教授 (20001844)
高橋 劭 九州大学, 理学部, 教授 (20197742)
武田 喬男 名古屋大学, 水圏科学研究所, 教授 (60022604)
上田 博 北海道大学, 理学部, 助教授 (80184935)
播磨屋 敏生 北海道大学, 理学部, 教授 (90001859)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
28,000千円 (直接経費: 28,000千円)
1990年度: 28,000千円 (直接経費: 28,000千円)
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キーワード | 豪雪災害 / 降雪量予測 / 収束帯状雲 / 降雪雲の集中観測 / 偏波ドップラ-レ-ダ- / 数値モデル / 災害・交通情報システム |
研究概要 |
平成2年7月9日から10日まで、研究代表者、研究分担者および研究協力者が北海道大学地球物理学教室を会場として、今までの研究のレビュ-および問題点の指摘を行い、平成2年度の各研究担者の研究計画が報告され、されに基づいて現在研究が進行中である。 初年度に得られた研究成果は次のように要約される。 (発生機構に関するグル-プ) 平成3年1月北大理学部偏波ドップラ-レ-ダ-を北海道最北端の礼文島に設置し、豪雪をもたらす収東帯状雲および季節風卓越時の大雪をもたらす降雪雲の集中観則をおこなった。この間、気象庁の啓風丸および高風丸の留萠沖での観測協力が得られた。これらのデ-タは目下解析中である。また名大グル-プは日本海中央部および北海道四方海上のNOAA、AVHRRのデ-タの直接受信を行うと共に、RHIレ-ダ-を長岡市に設置し、海上から上陸する雪の降雪課程を観測した。 (予測に関するグル-プ) 豪雪をもたらす中規模優乱の構造、メカニズムを解明し、降雪量予測を改善するため、数値モデルの改良(高解像度化および物理課程の精密化)を行った。 (都市機能障害に関するグル-プ) 今年度は主として新潟県長岡市を対象にし、過去の雪対策実施状況の資料解明を行った。 (災害・交通情報システムに関するグル-プ) 人間社会システムを構成するネットワ-クを列挙し、人間社会内において、今後必要とされる情報システムの検討を行った。
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