研究課題/領域番号 |
02201122
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
芦田 和男 京都大学, 防災研究所, 教授 (30027205)
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研究分担者 |
湯城 豊勝 阿南工業高等専門学校, 助教授 (50158333)
岡部 健士 徳島大学, 工学部, 助教授 (10035652)
藤田 裕一郎 京都大学, 防災研究所, 助教授 (90027285)
澤井 健二 京都大学, 防災研究所, 助教授 (70109073)
江頭 進治 京都大学, 防災研究所, 助教授 (00027286)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1990年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 河床変動 / 河床低下 / 交互砂州 / 低水路 / 河道洗掘 / 2次流 / 堤防.護岸 / 河道災害 |
研究概要 |
本研究は河床が低下する傾向にある河川の堤防・護岸の安全性を水理学的観点から明らかにすることを目的として行ったものである。以下、本研究によって得られた知見を要約する。 1.河床低下の傾向にある交互砂州河道には、一般に抵水路が形成され、低水路の屈曲部には深掘れが生じる。これは流れの集中によるものであるが、低水路を満杯で流れる条件において、洗掘深は最大になる。 2.護岸の被災過程には法勾配及び水潤している法長に応じて明確な差異がある。同一護岸高であれば、1割以上の急な護岸は主に土質力学的過程によって前方に押し出されるように起立して被災し、2割の護岸は目地等の間隙に働く流体力によって浮き上がるようにして被災する。 3.低水路の屈曲部の深掘れを軽減するための方法の一つに不透過水制を設置する事が考えられる。この種の水制によって深掘れは著しく緩和されることが判明した。 4.低水路を有する河川の弱点を捜し、その安定性を高めるための工法をより一般的に評価することを目的として、工作物の影響や2次流の影響を取り入れた平面2次元流れと河床変動に関するシミュレ-ション法を開発した。
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