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マイコン・画像処理装置を用いた地震防災学習ソフトウェアシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 02201238
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関山口大学

研究代表者

三浦 房紀  山口大学, 工学部, 助教授 (60109072)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード地震防災 / 防災教育 / 学習ソフト / マイクロコンピュ-タ
研究概要

本研究は、映画やビデオテ-プに期待できない、学習者の知識・意識レベルに応じて好きな時間に繰り返し学習できるという特微をもったマイクロコンピュ-タを用いた地震防災学習ソフトウェアの開発を行ったものである。本研究では、学校における防災意識の高場を計るために、まず教師用の学習ソフトウェアを開発した。引き続き、児童・生徒を対象としたソフト作りの検討を進めている。
ソフトウェアを開発するのに先立って、日本各地の図書館から地震体験記の収集を行った。それは、これらには貴重な教訓が多く含まれており、この教訓と地球物理学・地震工学等の理論的な側面、さらには行政、消防、放送、ライフライン関連企業等の地震時における情報の流れ、対応といった技術的側面とを有機的に結合することによって、グロ-バルな視点から学習できるソフト作りが可能となるからである。
今年度開発した学習ソフトウェアの構成は、(1)地球物理・地震学、(2)地震・耐震工学、(3)心理・避難、(4)行政・情報、(5)災害例、(6)周辺学の6つの分野に分け、それぞれの分野を通して学習できるように、さらには適当な所で他の分野へジャンプすることも可能となるような工夫がしてある。各分野はカ-ドと呼ばれる約40枚の静止画から構成されており、学習者はこのカ-ドを見ながら学習を進めていくことになる。
開発するに当って留意した点は、(1)使い易いこと、(2)体系づけて正しい知識を得ることができること、(3)視覚に訴えること、(4)楽しいこと、等である。今年度開発したソフトなバ-ジョン1であり、今後は学習者の知識レベルに応じたカリキュラムの導入等のバ-ジョンアップを計ること、またこれを広く使用してもらえる体制づくりが必要である。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 三浦 房紀: "地震防災学習ソフトウェアの開発の試み" 第1回地域安全学会研究発表会論文集. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 三浦 房紀・滝本 浩一: "学校を対象とした地震防災学習ソフトの開発" 地震学会講演予稿集. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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