研究課題/領域番号 |
02202111
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
二瓶 好正 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10011016)
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研究分担者 |
樫本 隆 摂南大学, 薬学部, 教授 (50158838)
飯田 芳男 成蹊大学, 工学部, 教授 (10054264)
原口 紘〓 名古屋大学, 工学部, 教授 (70114618)
中馬 一郎 藍野学院短期大学, 副学長 (10028269)
増子 昇 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30010747)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1990年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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キーワード | ICP発光分析 / 重金属 / 分析電子顕微鏡 / 生物試料 / ガスクロマトグラフ質量分析法 / サブミクロン二次イオン質量分析法 / 環境化学計測 / プラズマイオン化質量分析法 |
研究概要 |
人間ー環境系に関する研究は極めて広範囲であるが、実験科学的手法を必要とする研究課題においては、あらゆる環境物質の関する詳細・ち密な情報の取得が必要不可欠である。本研究班は、上記のような各種環境物質情報を得るために、(1)プラズマ発光法(ICP)、(2)ICP質量分析法(ICPーMS)(3)分析電子顕微鏡(AEM)、(4)ガスクロマトグラフ質量分析法(GCーMS)、(5)サブミクロン二次イオン質量分析法(サブミクロンSIMS)など、5種類の新しい計測法を開発・整備するとともに、これらの装置を十分な管理下に置いて広く環境科学研究者の利用に供し、それぞれの研究の発展に寄与することを目的としている。 (I)高分解能ガスクロマトグラフ質量分析法(GCーMS)については機器の整備を進め、クロロフェノ-ルおよびPCB等の加熱生成物に含まれるダイオキシン関連物質の分析法を確立し測定した。(II)プラズマ発光法(ICP)による天然水中重金属多元素同時定量法をサイズ排除クロマトグラフィ-と結合させた。(III)分析電子顕微鏡(AEM)を用いて生物試料中の重金属の細胞内沈着状態の検討をひきつづき行なった。(IV)ガスクロマトグラフ質量分析法(GCーMS)により、大気中のハロカ-ボン、トリクロロエタンなどの連続測定を行なうと共に、ゴミ焼却飛灰中のダイオキシンの定量、ゴルフ場用農薬の分析法などの検討を行なった。尚、化学イオン化質量スペクトルのデ-タ集を作成し刊行した。(V)プラズマ質量分析法(ICPーMS)の装置の整備を完了し、高速液体クロマトグラフ(HPLG)との結合システムを完成させた。本システムは、重金属含有タンパクの定性定量用として有用であった。(VI)サブミクロン二次イオン質量分析法(SIMS)による微小粒子の定量分析法の検討をさらに進めると共に、試料断面を作成し、その局部を分析する方法の検討を進めた。
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