研究課題/領域番号 |
02202136
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
古谷 圭一 東京理科大学, 理学部, 教授 (80087345)
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研究分担者 |
高橋 千太郎 放射線総合医学研究所, 主任研究官 (60163268)
田中 勇武 産業医科大学, 産業生態研究所, 教授 (00038035)
坂本 和彦 埼玉大学, 工学部, 教授 (20111411)
江見 準 金沢大学, 工学部, 教授 (90025966)
滝島 任 東北大学, 医学部, 教授 (20004765)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
17,500千円 (直接経費: 17,500千円)
1990年度: 17,500千円 (直接経費: 17,500千円)
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キーワード | 微粒子 / 生体影響 / 動物実験 / 沈着モデル / 沈着物質の分析 / 沈着部位 / フェイトアナリシス / 呼吸器 |
研究概要 |
<高橋幹>___ー:哺乳実験動物の各肺葉部分別モデルによる粒子沈着量計算モデルを作成し、気道断面を3次元座標でデ-タベ-ス化している。 <江見>___ー:モデル肺胞ないでの流れ理論計算を行ない、肺胞内残存空気と肺胞流入空気との界面時間変化を計算した。風船を用いた実験より伸縮前後の流入空気と肺胞内残存空気の界面位置、肺胞内沈着率を推定した。 <田中>___ー:Ni化合物粉末のラット吸入実験のため、これらの溶解量の測定を行いNiO(G)について6カ月暴露後のクリアランス期にある。 <瀧島>___ー:アスカリス抗原エアロゾルを抗原感作イヌの中枢、末梢気道の抵抗変化を測定し、吸入粒子径差の気道反応への影響を検討した。 <竹本>___ー:211例の人肺右上葉組織中の13元素濃度の測定を行ない、年齢、性、死因、肺汚染度、職業、喫煙歴、居住歴との相関を調べている。 <高橋千>___ー:呼吸器鋳型モデルを作成した。 ^<59>Feコロイド粒子を用い気道沈着後の粒子の溶解挙動につき細胞内消化に及ぼす要因を明らかにした。 <古谷>___ー:粒径密度分離した石炭フライアッシュの各元素の濃縮挙動を明らかにし、これらの肺内挙動を明らかにするためZr共沈ICPAES法を改良した。また、炭素と硫黄の濃縮の相関を明らかにした。 <坂本>___ー:大気浮遊粒子、ディ-ゼル排気粒子の炭素成分の分別定量を行ない、大気浮遊粒子では単体炭素濃度とBaP濃度との相関を見出した。 <飯田>___ー:直接試料導入負イオン化学イオン化質量分析装置を改良し、選択イオン検出のS/NをBaP10pgの場合40を420にまで向上できた。 <今坂>___ー:HeCdレ-ザ-励起法によるアントラセン誘導体の分析についてキャピラリ-動電クロマトグラフ/レイザ-励起蛍光分析法を適用し、試料注入量20pgでfgレベルの検出を可能とした。
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