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個人別環境破壊度指標の作成

研究課題

研究課題/領域番号 02202243
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京都立大学

研究代表者

小椋 和子  東京都立大学, 理学部, 助手 (20087117)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード生活様式 / 自然環境の破壊 / 消費量 / エネルギ- / ゴミ / 破壊度指数 / 環境負荷量
研究概要

自然環境の破壊は、人間が存在する限り、いかなる技術を開発しても続くことは否定できない。しかし、現在のような資源を使い果たす方向を少しでも変えることによって環境破壊の速度を緩めることは可能である。この研究は個人の生活が環境にどのような影響を与えているかを数量的に把握して、破壊度指数としてあらわすことを目的としている。
間接的には企業活動の見直しにも貢献できる。
本年度は、第1に一般家庭での生活様式によるエネルギ-使用およびゴミの排出量の関係をアンケ-ト調査によって明らかにした。第2に排出量の原単位を調査した。第3にすでに発行されている地球環境と行動に関連する書籍の内容などを検討した。第4は環境に負荷された物質やそれらに関連する自然界の変化による影響調査を部分的に行った。
アンケ-トの結果により、通常の家庭人が使用する水やエネルギ-の量が明かとなった。これらの量は、大幅に節減可能な水使用量に対してガス、電気は個人の日常の努力では不可能な部分が存在する事が判明した。ゴミに関しては自治体、民間の回収システム、ス-パ-、商店、企業などに関連しているための問題がある。この点については、個人の努力だけでは解決は不可能であり、廃棄物に関する法律が制定されることが望まれる。
◎1.人間の行動による、◎2.環境への負荷、◎3.そのための環境変化、◎4.最終的な人間への影響に分類し、1と4を直結し、2と3は理解したい人が利用できるようにまとめる予定である。現在の科学では、環境の変化については必ずしも解明できていないが、あらゆる可能性をそのなかに加味し、検討しつつある。これらの結果は、助成があれば、コンピュ-タで簡単に操作できるソフト、CDーROMまたは書物にまとめる予定である。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Kazuko OGURA,Tutomu MACHIHIRA and Hedetake TAKADA: "Diagenesis of biomarkers in Biwa Lake sediments over 1 million years." in Advances in Organie Geochemistry Org.Geschem.16. 805-813 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Kazuko OGURA: "Lipid compounds in lake sediments." Verh.Int.Verein.Limnol.24. (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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