研究課題/領域番号 |
02207106
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
羽田 正 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (40183090)
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研究分担者 |
小牧 昌平 上智大学, 外国語学部, 専任講師 (30195838)
高橋 和夫 放送大学, 助教授 (00179475)
山内 昌之 東京大学, 教養学部, 助教授 (80158071)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1990年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | イラン都市 / 東方イスラ-ム世界 / 墓廟 / イスラム都市 |
研究概要 |
本年度はT班独自の研究会を2回(6月、11月)、他班と共催の研究会を2回(12月、1月)、さらに研究代表者と分担者の小牧が中心になって国際学術研究(8〜9月)を実施するなど、多彩な研究活動を行なった。その研究成果は、「イスラムの都市性」研究報告シリ-ズや、各研究分担者の個別論文、出版物の形で公にされつつある.3年前に羽田が提唱した「東方イスラ-ム世界」という概念は、これらの研究会、出版を通して、徐々に学界に浸透しつつある。また、アラブ、トルコ地域と比較して、この地域の都市のどこに特徴があるのか、他地域の都市と共通する特徴はどこかという点についても、他班、他研究者との共同研究を通じてかなりの部分が明らかになり、今後重点を置いて研究すべき課題も明確となった。本重点領域研究の趣旨に十分沿った研究成果が得られたと確信する。 成果の公表のうち、本班のテ-マと特に関連の深いものとしては、まず、B、D、E、S班と共同で行なった研究会の成果をも盛り込み、6月に出版予定の『イスラム都市研究』(羽田、三浦徹編、東大出版会)が挙げられる。これは、これまでのイスラム世界諸他域の都市研究を概観し、今後の展望を示したもので、羽田が序章とイラン都市の章を執筆している。また、昨年度、小牧、今年度、羽田が東方イスラム世界の都市の特徴について研究発表を行なった「都城研究会」の成果も近く出版される(山川出版)。その他、羽田は、「イスラムの都市性サマ-スク-ル」でイラン都市について講義し、その講義録も出版予定である。山内、高橋は、各自の研究成果に基づいて、今回の湾岸危機、ソ連邦の動揺という現代史の大問題について様々な発言を行なっている。
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