• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

東南アジア都市におけるイスラ-ムの制度化

研究課題

研究課題/領域番号 02207107
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

西野 節男  東京大学, 教育学部, 助手 (10172678)

研究分担者 中村 緋紗子  学習院大学, 文学部, 講師
富沢 寿勇  静岡県立大学, 国際関係学部, 助教授 (70180164)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1990年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード東南アジア / イスラ-ム / 制度化 / 都市 / 教育 / 政治文化 / 司法
研究概要

本研究は東南アジアにおけるイスラ-ムの制度化に関して,教育,政治文化,司法の各分野から接近をはかり,イスラ-ムの普遍性と東南アジア固有の問題を明らかにすることを目的とする。重点領域研究の最終年度にあたり,資料収集は引き続き,個別に九州大学比較教育文化研究施設,国立民族学博物館,東洋文化研究所などにおいて行い,整理・分析も個別に進めた。設備・備品としてパソコンを購入し,既にカ-ド化された東南アジア・イスラ-ム関係文献及び年表の入力を行った。しかし,年度後半に旅費が嵩むことになり,謝金が不足して,入力は予定通りには進まなかった。そのため,代表者・分担者のデ-タを集めて総合的な資料を作成するところまでは到達できなかった。一方で研究交流は積極的に進めることができ一定の成果が得られた。7月に都市性のK,M,U班と4班共同でイスラムの地域性に関する研究会〔東南アジア関係は「マレ-シアにおけるイスラム原理主義運動の動向」(中澤政樹)報告を含む〕,11月にはK班と合同研究会〔「東南アジア王権研究の諸問題ーイスラ-ムと非イスラ-ムの視点からー」(富沢寿勇)〕を開いた。他に7月に総括班・事務局による企画「イスラムの都市性サマ-・スク-ル」で,代表者が講師陣の一人に加わり,「インドネシアの都市とイスラ-ム教育改革」について研究成果の一端を明らかにした。12月の全体集会で分担者の富沢が先の研究会の議論をもとに報告を行い,続いて2月初めに鹿児島大学南太洋海域研究センタ-主催により,K班と共同でシンポジウム「東南アジアのイスラ-ム」を開催した。インドネシア(教育)マレ-シア(農村)フィリピン(海洋民)の軸を設定し,代表者および富沢が教育と農村に関してコメンテ-タ-を務めた。また,ポストシンポジウム「イスラ-ム世界の東南アジア」において,東南アジア研究者とイスラ-ム研究者の間で交流を持つことができた。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 西野 節男: "インドネシアの都市とイスラ-ム教育改革" 都市性サマ-スク-ル記録. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 西野 節男: "東南アジアのイスラ-ム:インドネシアー教育(コメント)" 鹿児島大学南太平洋海域研交センタ- Occasional Paper. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi