研究課題/領域番号 |
02207114
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪外国語大学 |
研究代表者 |
池田 修 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (00030122)
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研究分担者 |
杉村 棟 国立民族学博物館, 教授 (00110081)
梶原 景昭 大阪大学, 人間科学部, 教授 (10116014)
是永 駿 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (80090273)
梅原 郁 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00027541)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1990年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | モスク / ス-ク / 迷路 / 羅城 / 茶店 |
研究概要 |
「比較手法によるイスラ-ムの都市性」を主テ-マとした重点領域研究第3年度においては、I班は、J班とも協力して、前後5回の共同研究会を開き、アジア・アフリカ地域の言語をめぐる諸問題、ムスリム哲学者の都市論.都市名称、法制など多岐にわたるテ-マを論じ、「イスラ-ム都市のイメ-ジを表現」のさらなる理解を深めるのに努めた。 (1)7月14〜15日、大阪外国語大学記念会館でJ班と合同研究会を開き、エジプト方言とコプト語の関係、アッカド語のstatiue,ナイル.サハラ諸語の問題等、アフロ・アジア諸語をめぐる問題を論じた。 (2)7月27日〜28日、富山市でJ班と合同研究会を開き、ムスリム哲学者の都市論、イスラム都市の異称の由来等を論じた。 (3)10月27〜28日、島根大学でJ班と合同研究会を開き、ジャ-ヒリ-ヤ時代の代表的な定期市やイスラム社会におけるワクフ法制について論じた。 (4)12月8〜9日、J班と那覇市で合同研究会を開き、中国大都市城内の生活文化、コ-ランに登場するウンム・ル・クラ-をめぐって論じた。また、I班独自の研究会を中間の8月末広島で開き、都市のイメ-ジと表現を研究するための方法や文献、現地調査の効果などについて討論を深めた。 以上の研究会には毎回30名前後の参加があり、多角的、広域的かつ比較的な視点からの有益な見解が表明された。
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