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レ-ザ-干渉計重力波アンテナの開発

研究課題

研究課題/領域番号 02211108
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関宇宙科学研究所

研究代表者

河島 信樹  宇宙科学研究所, 惑星研究系, 教授 (60013702)

研究分担者 佐々木 進  宇宙科学研究所, 惑星研究系, 助手
斉藤 宏文  宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 助教授
研究期間 (年度) 1988 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1990年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
キーワードレ-ザ-干渉計 / リサイクリング / 高反射率ミラ- / 重力波
研究概要

将来の本格的な重力波アンテナを照準におき、宇宙科学研究所10mレ-ザ-干渉計(TENKOー10)を用いてレ-ザ-干渉計の重力波アンテナ開発の基礎的な研究を行った。
1。高反射率ミラ-の製作と試験
従来の99.5%の反射率を99.9%以上の反射率をもったミラ-を製作しそれを試験した。ミラ-単体では、一応仕様を満たすものを製作することはできたが、実際に10m干渉計に取り付けて試験したところ比較的短時間に実効的な反射率が相当低下することを見出した。すなわち、99.9%以上の反射率を維持するためには、その環境を確保する必要がある。総合的には、干渉計内のレ-ザ-の強度を50%以上増加させることができた。
2。リサイクリング実験
30cmのTableーtopでのリサイクリングの実験のさらに進めて、実験精度の向上を試みるとともに、10mアンテナに適用した場合の問題点の検討を行った。
3。100mアンテナ建設の準備作業
平成3年度から、重点領域(重力波天文学)が発足するのともない、TENKOー10を100mにupーgradeするための準備研究に主たる努力が行われた。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] N.Kawashima: "Developement of 100m laser Interferometer Gravitational Wave Antenna(TENKOー100)at ISAS" Proc.International Workshop on Gravitational Wave Antenna(Canberra 1990).

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 河島 信樹: "100mレ-ザ-干渉計(TENKOー100)の開発" スペ-スプラズマ研究会論文集. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 河島 信樹、水野 潤、江本 雅彦、田山 裕信、矢野 隆、宇田 和正、姫野 俊一: "10mプロトタイプレ-ザ-干渉計" スペ-スプラズマ研究会論文集. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 河島 信樹: "レ-ザ-干渉計で重力波を探る" Optonews. 60. 17-19 (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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