研究課題/領域番号 |
02215107
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
池田 克夫 京都大学, 工学部, 教授 (30026009)
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研究分担者 |
白鳥 則郎 東北大学, 工学部, 教授 (60111316)
堂下 修司 京都大学, 工学部, 教授 (00025925)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 19,500千円)
1990年度: 19,500千円 (直接経費: 19,500千円)
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キーワード | コミュニケ-ション機構 / 相互理解の基本機構 / コマンド予測 / 知識ー知識の相互作用 / 日本語音声認識 / 統合的自然言語理解 / パ-トナモデル / 知識モデルの表現 |
研究概要 |
コミュニケ-ション機構の解明を主題として、前2年度に引続き、下記の課題で研究した。また、1990年度は2回の研究会を開催した。 1.コミュニケ-ション機構における相互理解の基本機構(池田) コミュニケ-ション機構において、表現レベルの機能に直接関連し、人と計算機とのコミュニケ-ションにおいて重要な、指示、類推、省略、文脈の問題として、コミュニケ-ションにおけるコンテクスト、シェルとの会話におけるコマンドの予測と省略の処理、コマンド予測の効果について研究した。また、試行錯誤支援におけるヒストリの利用について考察した。 2.知識ー知識の相互作用(堂下) 自然言語によって機械と人とのコミュニケ-ションを行うことを目標として、不特定話者を対象とする日本語音声認識、統合的自然言語理解、対話の構造と単語の概念を利用した発話の理解、自然言語テキストからの空間情景の復元の研究を継続して行った。 3.対話におけるパ-トナモデル(白鳥) 知識型の設計方法論に基づいてトップダウン的にマンマシンインタフェ-スを設計するための、知識モデルの表現並びに設計プロセスの写像としての表現について研究した。 以上に加えて、知的コミュニケ-ションのための高次推論と認知プロセス、状態機械のメンタルモデル、制約概念に基づいタユ-ザインタ-フェ-スの設計、人間の認知・学習機構の並列処理モデルについても研究した。
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