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植物性食品中の生体防御機構調節物質

研究課題

研究課題/領域番号 02218215
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関帝京大学

研究代表者

山崎 正利  帝京大学, 薬学部, 助教授 (00107393)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1990年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード植物性食品 / 制体防御機構 / マクロファ-ジ / サイトカイン / TNF / 機能性食品
研究概要

1.目的 食細胞由来のサイトカインは、炎症の初発、進展に大きく関与している。従って本研究は、炎症に関与するサイトカインの産生を抑制する物質を植物性食品に求めた。
2.方法 マウスに野菜汁を経口投与で与え、血中のサイトカイン(主として腫瘍壊死因子:TNF)レベルが低下するか調べた。
3.結果 サイトカインの産生抑制をみる系を確立した後、各種の野菜汁を調べたところ、シソやショウガが、TNFの産生を抑制することを見いだした。
特にシソにおいては、0.2ml(約葉一枚)の1回投与でも有効であった。
シソの種類についても検討したが、調べた範囲の5種類(赤シソ、青シソ)全てが有効であった。
植物性食品が、生体防御機構を活性化する成分を含むことを既に明かにしているが、本研究で明かにしたように、植物性食品にはステロイドホルモン的な作用を示す物質が存在し、激しい炎症を抑制する可能性もあることを示唆しているといえよう。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 山崎 正利: "食品と生体防御" 構談社, (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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