研究課題/領域番号 |
02227103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
笛木 和雄 東京理科大学, 理工学部, 教授 (80010750)
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研究分担者 |
小浦 延幸 東京理科大学, 理工学部, 教授 (90084459)
藤田 敏三 広島大学, 理学部, 教授 (20004369)
堂山 昌男 西東京科学大学, 理工学部, 教授 (40010748)
鯉沼 秀臣 東京工業大学, 材料研究所, 教授 (70011187)
坂東 尚周 京都大学, 化学研究所, 教授 (70027027)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1990年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 重点領域研究 / 総括班 / ブロック会議 / 研究会 |
研究概要 |
重点領域研究(1)「新高温超伝導酸化物の化学設計とプロセッシング」の総括班は、研究代表者笛木の他、坂東、鯉沼、堂山、藤田、小林、小浦、金丸、岸尾の計9名の班員から構成され、上記重点領域研究の運営のあたることを使命としている。第2年度は、計画研究2グル-プと公募研究を、前年度検討された方向付けに従って、全力を挙げて研究を推進するように努めた。研究が物理、化学、工学にまたがる学際性の高いものであることに鑑み、情報交換をまめに行うこと、協力的に研究を進める方針は、前年度に引き続いて堅持した。先ず、計画研究、公募研究の班員全員が研究報告する機会を夏冬2回設けることとし、夏には、2泊3日の研究会(合宿)を富士山麓で行ったが、参加者は研究代表者、分担者のみでなく、その協力者も事情の許す限り参加して貰って、発表・討論を行った。また冬の全員参加の会合は研究成果報告会を充てた。夏冬2回の全員参加の会合とは別に、その中間に当たる春、秋には地域性を入れたブロック会議を行い、テ-マを絞って討論が活発に行われるようにした。春のブロック会議は東京で高温超伝導の構造とキャラクタリゼ-ションをテ-マとして行われ、27件の研究が発表され討論が行われた。また秋のブロック会議は、結晶成長、Cu系以外の新超伝導物質の探索、格子転移と物性異常をテ-マとして大阪で行われ、11件の研究の紹介があり、活発な討論があった。なお本年度の研究成果は3月末に出来る予定の研究成果報告書にまとめられているが、各人の報告にペ-ジ数の上限は設けず自由としたので、内容は豊かなものとなっている。
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