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地球GISに基づく土地被覆変動の監視

研究課題

研究課題/領域番号 02228207
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関千葉大学

研究代表者

建石 隆太郎  千葉大学, 映像隔測研究センー, 助教授 (90114545)

研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1990年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード土地被覆 / グロ-バルモニタリング / NOAA GVI
研究概要

本研究ではNOAA(米国海洋大気庁)提供のNOAA weekly GVI(Global Vegetation Index)画像を用いて、地球の全陸域を対象とし、グロ-バルな土地被覆モニタリングの可能性を調べた。研究の結果つぎのことがわかった。
1.一年間12カ月分のmonthly GVIデ-タに対しクラスタ-分析を適用することにより、植生の季節変動パタ-ンの相違から土地被覆分類を行うことが可能である。本研究では地球の全陸域を13のカテゴリ-の分類できた。
2.地球の全陸域を1度メッシュでカバ-する既存の土地被覆デ-タを教師として、一年間12カ月分のmonthly GVIデ-タを最尤法分類した結果、氷、熱帯林、ツンドラ、砂漠が90%以上の正解率で、常緑針葉樹林、サバンナが70%以上の正解率で分類できることがわかった。
3.太陽天頂角がGVIデ-タに及ぼす影響の度合をLOWTRAN7を用いて明らかにした。太陽天頂角が90度に近づくに従って、太陽天頂角による影響の補正が難しくなることがわかった。
4.NOAAー9とNOAAー11とでは観測時刻が異なり従って太先天頂角が異なるためNDVI値に変化があることがわかった。また同じNOAAー9でも全陸域のGVIデ-タの年毎のヒストグラムを比較すると明らかに傾向的な変化がある。年毎の土地被覆の変化を抽出するためには先ずこれらのデ-タの変化を補正する必要がある。
今後課題としてつぎのことがあげられる。
1.上記4に述べたように、GVIデ-タを補正し、土地被覆の変化抽出を行う。
2.GVIデ-タ以外にAVHRRチャネルデ-タ、標高デ-タ、緯度情報等を併用した土地被覆モニタリングの可能性を調べる。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 建石 隆太郎: "リモ-トセンシングによるグロ-バルな土地被覆モニタリング(第2報)" 千葉大学環境科学研究報告. 16. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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