研究課題/領域番号 |
02241102
|
研究種目 |
重点領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
吉岡 亨 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (70046027)
|
研究分担者 |
川合 述史 東京都神経科学総合研究所, 参事 (00073065)
平 則夫 東北大学, 医学部, 教授 (60004553)
永津 俊治 名古屋大学, 医学部, 教授 (40064802)
遠藤 實 東京大学, 医学部, 教授 (50009990)
伊藤 正男 理化学研究所, 国際フロンティア研究システム, 教授 (90009887)
|
研究期間 (年度) |
1989 – 1991
|
研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
|
配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1990年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
|
キーワード | ニュ-ロサイエンス / Caシグナリング / イオンチャネルのモデュレ-ション |
研究概要 |
本総括班は「脳・神経細胞におけるインパルスシグナリング」研究を格段に進展さめるために(a)研究成果の公表、(b)班会議の開催、(c)班員間共同研究の推進、(d)外国研究機関との交流などに重点をおいた。 (a)研究成果を公表するために、昨年8月31日に学士会館に於いて、「ニュ-ロサイエンス特別講演会」を、また日本神経科学協会の第14回学術集会に於いてシンポジウム「神経細胞におけるイノシト-ルリン酸とCaシグナリング」を、また日本生物物理学会に於いてシンポジウム「イオンチャネルのモデュレ-ション機構」を、そして本年2月2日には、東大山上会館に於いて、「神経伝達研究の発展」を開催した。 (b)計画研究班員と一般公募班員間のコミュニケ-ションを行うため、この一年間に10回の研究会を開催した。この研究会は、一般公募班員が、約30分間に亘り話題を提供し、計画研究班員たちと約一時間にわたるディスカッションを行うものである。これにより相互理解は大いに進んだ。 (c)班員間の共同研究を推進するため、源資として、約800万円を用意し、共同研究テ-マを自由に提出して貰い、実施した。応募テ-マは約10題にのぼり、高度の研究成果が得られた。 (d)外国研究者との交流を盛んにするために、研究代表者が、ミシガン大学メンタルヘルス研究所、米国NIH、仏国ルイパスツ-ル大学、独国ハイデルベルク大学の著名な研究室を訪ね、セミナ-を行い、我々の研究成果を公表した。その結果、幾つかの共同研究プロジェクトが誕生した。 以学第2年度は総括班としても実りの多い年であった。この勢いをもって最終年度には、画期的な研究成果を挙げたいと考えている。
|