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生殖過程におけるジベレリンの作用機作の分子基盤

研究課題

研究課題/領域番号 02242208
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

山口 淳二  名古屋大学, 農学部, 助手 (10183120)

研究分担者 林 誠  名古屋大学, 農学部, 特別研究員(PD) (50212155)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1990年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードαーアミラ-ゼ / ジベレリン / ミス活性化因子 / トランス活性化因子 / トランスジェニック植物 / 遺伝子発現 / 転写調節 / DNA
研究概要

高等植物の生殖期において、ジベレリン(以下GAと略)は花芽誘導・種子発芽過程の鍵となる生理活性物質である。本研究は、ジベレリンによって誘導されることが明確となっているαーアミラ-ゼ遺伝子に注目し、その転写活性を指標として、ジベレリン受容体の検索ならびにその機能について分子レベルの解明を目指すものである。今年度はαーアミラ-ゼ遺伝子の発現制御領域(シス活性化因子)の同定、および転写調節因子(トランス活性化因子)の検索、さらには、これらの準備のもと、トランスジェニック植物を用いた転写活性化因子の解析を行なった。その結果、以下のような知見を得た。
(1)RAmylAのプロモ-タ-領域を用いてトランジェント発現の調節に関する研究の結果、約150bpの5'側上流域DNAがこの遺伝子の活性化に必須であることが明かとなった。さらにこれに特異的に結合するタンパク質(RABP1)、またその上流域塩基配列に結合する2種類のタンパク質(RABP2,3)の存在を明かにした。
(2)RAmylAプロモ-タ-・GUS融合遺伝子を導入したトランスジェニック・イネを用いた解析の結果、このプロモ-タ-領域にはGAによって活性化されるシス活性化因子が存在することが明かとなった。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 山口 淳二: "植物細胞における遺伝子クロ-ンの発現" RADIOISOTOPES. 38. 229-234 (1989)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] J.YAMAGUCHI: "Nuclear Factor Binds to the 150 bp of 5' flanking Sequence of Rice αーAmylase Gene,RAmylA" J.Biol.Chem.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] J.YAMAGUCHI: "Isolation and Characlerization of Cell Nuclei from Rice Germs." Plant Physiol.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] J.YAMAGUCHI: "Induction of αーAmylase in lsolated Rice Embryos During Germination Process" Plant Cell Physiol.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] T.AKAZAWA: "Gibberellins" Springer.New York, 11 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 山口 淳二: "新生化学実験講座" 東京化学同人, 10 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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