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積雪デ-タ処理システムの作成

研究課題

研究課題/領域番号 02243104
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関信州大学

研究代表者

柳町 晴美  信州大学, 経済学部, 講師 (60174554)

研究分担者 松本 淳  東京大学, 理学部, 助手 (80165894)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1990年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード積雪デ-タ / デ-タベ-ス
研究概要

今年度の成果は次の3点である。
1.磁気テ-プで入手可能な気象庁作成の積雪深デ-タを収集し、大型計算機によりデ-タのチェックと観測地点について整理を行った。磁気テ-プにまとめられている気象庁の積雪深デ-タには次の4種類のものがある。(1)雪の情報ファイル、(2)AMeDAS(自動積雪深計)、(3)AMeDAS(委託)、(4)SDPデ-タ。いずれのデ-タも経年的に観測地点数が変化している。AMeDAS網の展開とともに、(2)、(3)は観測地点数が年々増加または減少している。(4)は気象官署のものでありほぼ一定である。(1)は1954年から1982年までの期間であるが、(3)と重なる6年間は、デ-タが重複している。デ-タの欠測率は、全地点数に対し(3)では平均8%弱である。
観測地点の分布は(2)は雪の多い日本海側と東北、北海道に観測地点が多い。(3)は全国に分布しているが、山岳地帯は観測地点が少ない。(4)SDPデ-タの観測地点は(3)との重複が多い。これらのデ-タを用いて観測地点の分布を見ると、やはり日本アルプスなどの山岳地帯は観測地点が少ない。
2.山岳地帯の積雪デ-タを補うために、霧ケ峰周辺スキ-場における気象デ-タを収集した。積雪深デ-タは精度の問題があるが、気象観測地点の少ない山岳地帯の積雪深の日変化傾向を知るためにはスキ-場におけるデ-タも有益なものである。
3.来年度以降、LANDSATなどの衛星デ-タを用いて山岳地帯における積雪域の季節変化を解析する予定であるが、今年度このためのグランドトル-スとして霧ケ峰(模式地)の現地調査を行った。霧ケ峰周辺の積雪域を冬季に3回現地に赴き季節変化をチェックした。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 柳町 晴美: "積雪デ-タ処理システムの作成" 近代化による環境変化の地理情報システム 平成2年度 総合報告書(I). 93-100 (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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