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首都圏における緑地環境の変化とその影響

研究課題

研究課題/領域番号 02243204
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

佐々木 博  筑波大学, 地球科学系, 教授 (70062817)

研究分担者 山本 正三  筑波大学, 球球科学系, 教授 (10015513)
斎藤 功  筑波大学, 地球科学系, 助教授 (90006586)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードランドサットMSS / グランドトル-ス(地上調査) / リモ-トセンシング / トレ-ニングエアリア / 国土細密数値情報 / 楔形緑地(Green Wedge)
研究概要

1988年10月14日ランドサット撮影のMSS CCT1600BPIバルク補正のもの2本(1本76,220円)をREJTECで購入。グランドトル-ス(地上調査)用デ-タとして国土地理院の細密数値情報を使用した。国土数値情報の16土地利用区分を5にまとめた。1緑地(山林・荒地・公園など),2農地(田・畑),3末利用地(造成申地・空地),4市街地(工業用地・一般低層住宅地・密集低層住宅地・申高層住宅地・商業業務用地・道路用地・公共公益施設用地),5水面(河川湖沼・沼)。土地利用を5にまとめると,その判別効率は相対的に向上し,水面98%,市街地68%,緑地67%,農地49%となった。未利用地は性格があいまいなこともあり,21%でしかなく,農地や市街地に分類されている部分が多い。
この5土地利用区分に、緑地は緑,農地は黄,未利用地は青,市街地は赤,水面は黒に色指定して,PCー9801に画像表示した。首都100km圏は間引率1/6,首都圏中心部は1/2,つくば市周辺は1/1とした。さらに市街地以上(水面は除く)を緑地とし,標準メッシュ単位ごとに緑地率を計算し、首都100km圏について緑地率分布図を作成した。さらに緑地率を20%ごとに階級区分して,20%未満を赤,20〜40%を黄,40〜60%を緑,60〜80%を空(薄青),80%以上を藍としてPCー9801に出力した。
この緑地率を東京都を中心に10km圏域別,8方位別に緑地率と市街地率を集計した。10km圏では緑地率7.3%に対して市街地率92.7%と圧倒的に都市的土地利用が優勢であるが,20〜30kmになると緑地率(57%)が市街地率(43%)を超え,30〜40km圏では緑地率が71.6%にもなる。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 佐々木 博: "首都圏における緑地環境" 人文地理学研究. XV. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 佐々木 博・斎藤 功・山本 正三(分担共著): "文部省科研費 重点領域研究 領域番号101 近代化による環境変化の地理情報システム 平成2年度総合報告書(II)" 西川治(近代化による環境変化 総括班代表者), 235 (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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