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地形・植生数値情報による多摩丘陵の環境・景観復元

研究課題

研究課題/領域番号 02243206
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

熊谷 洋一  東京大学, 農学部, 教授 (50012042)

研究分担者 斎藤 馨  東京大学, 農学部, 助手 (70215531)
下村 彰男  東京大学, 農学部, 助手 (20187488)
武内 和彦  東京大学, 農学部, 助教授 (90112474)
興水 肇  明治大学, 農学部, 教授 (60012019)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード数値情報 / 環境変化 / 景観 / 植生 / 可視化 / 画像処理
研究概要

本研究は、丘陵地の住宅地開発を対象に「近代」における我国の環境変化の特性の指標比および評価を目標とする3ケ年にわたる研究の初年度であり、以下の2点を目的として研究を進めた。
(1)開発前後の環境関連数値情報を整備し、それらをもとに環境変化のメッシュ分析を行い、変化の状況を把握する。
(2)数値地形情報と地被状況画像などをもとに、環境像や変化状況をビジュアルに表示する「景観表示・地理情報可視化システム」を開発し検討する。
対像地として我国の戦後における首都圏の代表的な住宅開発地である多摩丘陵を取り上げ、多摩センタ-駅をほぼ中心とした、東西10Km、南北9Kmの範囲において詳細なスタディを行った。
まず、現況および環境改変前の地形図、植生図、空中写真などの資料を収集し、環境改変前後の標高、地形類型、植生、土地利用などについて、第IX座標系による等副50mメッシュ単位で基礎情報の整備を行った。そして、それら数値情報をもとに、標高類型、平均傾斜度、傾斜方向、接谷高、景観視認性、樹木活力度など、類型化や演算処理による指標化を行い、環境改変前後のデ-タを比較し、地形や植生に関する環境変化の状況に関する詳細な検討を行った。その結果、計画・開発の規模により様相は異なるものの、大規模な場合には丘陵地の特徴であるきめ細かな地形の起状や、まとまりを全く消失させるような改変が行われていることが確認された。
また、環境変化とそのプロセスを解析するために、(1)地形情報の可視化、(2)フルカラ-画像の利用とα合成(半透明合成)、(3)地理情報の景観像化、(4)景観像の写真性向上など、環境変化特性把握のための地理情報可視化システムの開発を行い検討を進めた結果、地形改変などの大規模な環境変化の検討に大きな力を発揮することが明かとなった。次年度以降は、環境変化のプロセスを分析し、変化特性を明らかにすると共に、その指標化・評価について検討を進めてゆく。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書

研究成果

(7件)

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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