研究概要 |
1.総括班として,本研究の主旨・目的を班員に周知するとともに計画を推進し,各研究班間の交流・情報交換を円滑に行うために,年度当初に2種の册子を作製し配布した:(1)研究ガイドラインー本研究の必要性・研究の基本方針・4つの班の研究計画・研究組織を解説 (2)広報No.1ー計画及び公募班員の研究歴と本研究における課題と抱負を集録。 2.第1回公開シンポジウム 平成2年7月4日・5日の2日間にわたり,広島国際会議場にて開催した。領域代表者による本研究のオ-バ-ビュ-の後,4人の班長が自班の研究計画のオ-バ-ビュ-を行い,続いて計画・公募の全班員が各自の研究計画を説明した。本シンポジウムの講演要旨集を作製し,関係者に配布した。関心ある企業からの参加者も受けいれた。総括班会議において,今後も企業への情報連絡を行うこととした。 3.第2回公開シンポジウム 平成2年12月17日・18日の2日間にわたり,学士会館(東京・神田錦町)にて開催した。各班から3人の班員が研究成果の発表を行った。講演時間を50分としたので,各発表者の研究のフィロゾフィ-も含めてまとまった講演が行われ,討論も活発で興味深かった。講演要旨集と同時に広報No.2を作製し,配布した。 4.各班会議 A01班は平成2年12月16日に学士会館で,A02班は平成2年10月5日・6日に尾道国際ホテルで,A03班は平成2年10月4日に広島大学化学科で,A04班は平成2年10月4日広島大学総合科学部で行った。各班員の発表要旨を進捗状況報告書としてまとめ関係者に配布した。 5.平成2年度研究成果報告書 計画・公募全班員の本年度の成果をとりまとめ,平成3年3月に作製し,関係者に配布した。高分解能核磁気共鳴吸収装置を購入したので,関連した研究の発展が期待されている。
|