研究課題/領域番号 |
02254209
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田中 信夫 名古屋大学, 工学部, 助教授 (40126876)
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研究分担者 |
美浜 和弘 名古屋大学, 工学部, 教授 (50023007)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1990年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | γ(ガンマ)ーFe / Fe / MgO人工格子 / 磁性測定 / 多層膜 / 微結晶 |
研究概要 |
(1)本研究によって超高真空中でFeとMgOを同時蒸着することによってγーFe/MgOの多層膜(人工格子)を作製することに成功した。今年度はγーFe層を3層まで積層することを試み、透過電子回折によって1層の場合と同様単結晶性のよいγーFeの層ができることを確認した。 (2)人工格子の構造解析は200kv電子顕微鏡を用いて断面観察法と透過電子回折法でおこなった。特にMgOは硬い結晶のため断面観察用試料はこれまでに報告はないが、本研究では種々の方法を駆使して試料作製に成功した。 (3)この人工格子の磁性測定は高感度SQUID磁束計を用いて行なったγーFeの粒径,厚さ,人工格子の周期を変えた試料を作製し,その面内及び面垂直方向の磁化曲線から異方性やγーFe粒子間の相互作用の磁性への影響を研究した。
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