研究課題/領域番号 |
02299103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
村松 正實 東京大学, 医学部(医), 教授 (10035454)
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研究分担者 |
谷口 雅紹 大阪大学, 細胞工学センター, 教授 (50133616)
柳田 充弘 京都大学, 理学部, 教授 (80025428)
藤井 義明 東北大学, 理学部, 教授 (00098146)
岩淵 雅樹 京都大学, 理学部, 教授 (30000839)
鈴木 義昭 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (50132733)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1990年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | とりまとめ / 転写制御 / 真核生物 / 遺伝子 / 文献 / 編集 / 出版 |
研究概要 |
平成2年3月を以って終了した重点領域研究(1)「真核生物遺伝子の転写制御機構」のとりまとめを行なった。本研究は、現代分子生物学の最重要課題の一つと考えられる「真核生物遺伝子の転写制御機構」を分子レベルで解明するため、遺伝子の転写に関わるDNAの一次構造の同定転写因子の同定と精製、これら因子と遺伝子との相互作用、遺伝子と蛋白質の相互作用の結果、構築される高次構造と転写機能との関係などを解折して、転写制御機構を解明することを目指した。この問題の内容の深さからして研究は今なおその途上にあるが、この3年間の展開としては、十分その当初の目的を達成し得たと考えられる。それは、各研究者の一流国際誌への多数の発表によっても裏付けられよう。本研究の成果をわが国内外の諸界に報告しその意義を評価願うため、この3年間に国際誌に発表した英文論文の中から特に価値のあるもの約70編を選んで編集し、且つ班員のこの研究に関連した文献のBibliographyを加えて、“Transcription Regulation Mechanisms in Eukaryotic Genes"と題して300部程印刷し、国の内外に配布することとした。現在その編集作業はすべて終わり、印刷に入っており、近く出来る予定である。この企画、編集のため上記研究者を中心として東京,京都,岡崎において合計3回に亘って会合を持った。予算は印刷費が80%を占め、他は各文献の原出版社への版権使用料の支払い、会合費および完成した本の送料に当てられる。送り先は国内の関連学会の主要なメンバ-をはじめ、関連官庁、産業界、そして更に諸外国(主として欧米)の関連学会,大学,研究所および関連官庁をも考えている。
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