研究課題/領域番号 |
02299104
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤崎 博也 東京大学, 工学部, 教授 (80010776)
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研究分担者 |
豊田 順一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00029456)
桐谷 滋 東京大学, 医学部, 教授 (90010032)
新美 康永 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (00026030)
白井 克彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063702)
斎藤 収三 工学院大学, 工学部, 教授 (50126067)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1990年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 音声言語処理 / マン・マシン・インタ-フェイス / 公開シンポジウム / 国際会議 / 国際シンポジウム / 成果報告書 / デモンストレ-ション / 音声処理ソフトウェア |
研究概要 |
重点領域研究「音声言語」は、昭和62年度〜平成元年度の3ヵ年計画で音声言語によるマン・マシン・インタ-フェイスの高度化を目指して行われたもので、音声の分析・特徴抽出手法、音声の認識・理解手法、音声の合成手法、音声入出力のための知識処理と対話手法、音声信号処理手法と評価手法、の各研究項目について特に多くの顕著な成果をあげている。本研究は、これらの研究成果をとりまとめ、広く公表することを目的とするもので、以下の実績をあげて当初の目標を達成した。 (1)研究成果の公表と今後の音声言語処理の研究の方向を討議するための公開シンポジウムを「音声言語処理の高度化への展望」と題して企画し、2月に開催した。参加者数は約60名で、熱心な議論が行われた。講演予稿集を作成し、関係機関・研究者に配布した。 (2)研究成果を、必ずしも音声言語処理の専門家に限定することなく公開することを念頭において関係各研究者が執筆した原稿をとりまとめ、和文成果報告書「音声言語処理」として出版することの準備を完了した。具体的には出版社を選定し、学術図書に関する補助を申請した。 (3)過去3回にわたる国際シンポジウムの論文をもとに、加筆・修正して英文の成果報告書を作成するとともに、一般に出版することの準備を進めた。 (4)音声言語処理全般にわたる第1回の音声信号処理国際会議を、重点領域研究「音声言語」のメンバ-が中心となり、研究代表者を議長として11月に開催した。発表論文数353件、参加者数565名で、幅広い活発な討議が行われた。 (5)研究成果として得られた主要な音声言語処理システムのデモンストレ-ションを上記(4)の技術展示等として行うとともにビデオを作成した。また、共用音声資料・音声処理ソフトウェアの公開を推進した。
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