| 研究課題/領域番号 |
02301040
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| 研究種目 |
総合研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
教育学
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
阿部 彰 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (90054832)
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| 研究分担者 |
伊藤 公雄 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00159865)
平野 正久 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (80055186)
中島 義明 大阪大学, 人間科学部, 教授 (90012492)
石島 庸男 山形大学, 教育学部, 教授 (90007154)
菊川 健 放送教育開発センター, 教授 (80056001)
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| 研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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| 研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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| 配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1991年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1990年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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| キーワード | 映像情報 / 映像文化 / 映像分析 / 文化普及 / 教育関係映画 / 映画史料 / キ-・シ-ン / 文化遺産 |
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| 研究概要 |
2年間にわたる本調査研究により、下記の3領域において所期の目的を達成することができた。
1.関係映画フィルム史料の調査、収集
数年にわたる予備調査実績もあり、全国のフィルムライブラリ-、主要映画製作機関を集中的、網羅的に所在調査と参考視聴を実施し、主要作品約300点について精度の高い複製品を入手することができた。この過程で、希少価値を有しながら、保存利用状況から消耗が著しい作品については、復元・修復のため全面的な支援、協力を行った。
2.映画史料の分析法の確立
収集した作品について文書等の周辺資料により歴史的価値、位置づけを明らかにする一方、画像、字幕、ナレ-ションなど映画に盛り込まれたあらゆる情報を、時間の経過に即して固定化した「場面展開表」を開発し、研究推進上の基盤を確立した。同時に、場面展開の節目となる「キ-・シ-ン」(KeyーScene)の抽出を行い、画面分析上の方法と視座を具体的に提起した。
3.関係映画史料目録の刊行準備
本調査研究を通じて収集、整理、分析された映画史料は、広く教育研究に活用され、文化遺産として共有されることが望ましい。この観点から、本調査研究で得られたあらゆる関連デ-タを集約した目録兼手引書の公刊(A5、約1200頁)を予定し、実現にむけての作業の大半を終えることができた。
2年間にわたる本調査研究を通じて、各研究分担者との協力、情報交換はきわめて円滑に行なわれ、かつ永年の信頼関係に裏づけられた全国各地の関係者からの支援協力を得ることができ、計画の順調な推捗に寄与した。
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