研究課題/領域番号 |
02301042
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
関 正夫 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (60034328)
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研究分担者 |
矢野 真和 (矢野 眞和) 東京工業大学, 工学部, 教授 (30016521)
菊池 城司 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00027963)
潮木 守一 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 教授 (80022391)
金子 元久 広島大学, 大学教育研究センター, 助教授 (10185936)
有本 章 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (00030437)
市川 昭午 国立教育研究所, 教育政策研究部, 部長 (00000050)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
1991年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1990年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 高等教育 / 雇用 / 中等後教育 / 生涯教育 / 職業教育 / マンパワ- / 労働力 |
研究概要 |
本研究は、OECD教育委員会の提案する国際共同研究“Employment and Higher EducationーChanging Relationship"に呼応して、我が国における雇用と教育との関係の現状を分析して共同研究に参加するとともに、各国からの研究成果にもとづいて比較分析を行い、わが国における大学その他の教育機関および生涯教育を含めた中等後教育システムの将来の方向を展望することを目的とした今年度はいままでのの検討結果をまとめ、さらにOECDに提出された各国報告を分析して、総合的なまとめをおこなった。具体的には、 「学卒労働力需給」分科会では、第1年度めに作成した統計デ-タベ-スを基礎に、学歴別労働力の就業構造・賃金構造について主要な趨勢を観察・整理し、さらに理論的な分析の課題を検討した。特にオイルショック以前と以後の変化、女子の就業構造の変化、専修学校および短期大学の就業構造の変化、および大学卒業学部と就職先産業との対応関係について留意した。 「新動向」分科会では、第1年度目に引き続き、成人労働者、特に大卒中堅労働者の再教育・再訓練について調査、検討をおこなった。特にそのような教育・訓練に対する企業の側からのニ-ド、労働者自身からの需要、またそのような教育訓練機会の提供形態を分析した。 「中等後教育システム」分科会では、人文・社会科学系の教育内容と就業について、いくつかの具体例について検討をおこなう。一つのケ-ススタディ-として、短期大学の卒業生の就職とその業務内容に関して追跡調査をおこなった。 以上の研究に基づいて、産業・労働構造との関連から中等後教育システムのあり方について、最終報告書を作成した。
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