研究課題/領域番号 |
02301046
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
阿部 洋 国立教育研究所, 国際研究・協力部, 部長 (40000046)
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研究分担者 |
蔭山 雅博 専修大学, 商学部, 助教授 (50204350)
槻木 瑞生 同朋大学, 社会福祉学部, 教授 (30022396)
小林 文男 広島大学, 総合科学部, 教授 (80116582)
平野 健一郎 東京大学, 教養学部, 教授 (40012463)
弘中 和彦 九州大学, 教育学部, 教授 (30000053)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1991年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1990年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | 植民地教育政策 / 日本軍政 / 日本化教育 / 抗日教育 / 日本留学 / 民族主義教育運動 / 対支文化事業 / 教育文化交流 / 日本人教習 |
研究概要 |
(1)本共同研究は、戦前日本がアジア諸国・地域に対して教育関与の過程とそれに対する各国・地域の教育界や一般民衆の対応の具体状況を解明し、さらに進んで戦前日本のアジアへの教育関与の全体構造とその特質を統一的に把握しようとしたものである。 (2)この分野は従来研究の蓄積が少ないため、外交史料館や京都大学人文科学研究所などに所蔵されている各種文書や資料類の系統的収集作業から着手した。 (3)各分担者は、上記の各種関連資料を利用して精力的に研究を進め、しばしば研究会を開催して、メンバ-相互間の研究交流を行い、その成果の一部は学会での口頭報告や、後掲のような論文、著書として公にしたほか、最終報告書として『戦前日本のアジアへの教育関与』をまとめた。 (4)最終報告書『戦前日本のアジアへの教育関与』は、下記のような枠組のもと、論文など17編で構成、B5判300ペ-ジを越える大冊となった。 I.明治日本のアジア諸国の教育近代化に及ぼした影響(論文5編) II.日本の朝鮮・台湾における植民地教育政策とその対応(論文・インタビュ-記録4編) III.戦前日本の対中国教育政策とその対応(論文4編) IV.太平洋戦争下日本の南方教育政策とその対応(論文4編)
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