研究課題/領域番号 |
02301051
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 島根県立島根女子短期大学 |
研究代表者 |
藤岡 大拙 島根県立島根女子短期大学, 教授 (10181330)
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研究分担者 |
山根 正明 島根県立平田高等学校, 教諭
秋山 伸隆 広島文化女子短期大学, 助教授 (60142337)
川岡 勉 愛媛大学, 教育学部, 助教授 (90186057)
岸田 裕之 広島大学, 文学部, 助教授 (10093585)
井上 寛司 島根大学, 法文学部, 教授 (40027967)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
9,300千円 (直接経費: 9,300千円)
1991年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1990年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
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キーワード | 尼子氏 / 富田城 / 宍道 / 神戸川 |
研究概要 |
本研究の柱は2つあり、1つは尼子氏関係史料の調査収集、いま1つは戦国大名としての尼子氏の史的分析である。 尼子氏関係史料の調査収集は、第1年度から重点事項とし、史料の所在・内容・発給者・形式・年代比定等の考察を中心に作業をすすめた。第2年度は記録類からの関係事項抽出作業も行った。その結果、別添のごとく、尼子氏関係史料目録を作成することができた。これによって、関係史料をほぼつかみ得たと考えているが、2か年という短い調査期間のため、なお未収集史料も存在するかもしれないし、又、年代比定等についても誤りなしとしないので、今後もひきつづき研究作業をすすめ、より完全な目録の作成に努めたい。 もう1つの柱である尼子氏の史的分析については、各研究分担者がそれぞれのテ-マにそって研究をすすめることにしていたが、全員が関係史料の調査収集作業を優先させたため、十分な成果をあげるための時間がなかったのは残念であった。しかし、一応別添のごとき報告書(その1)を作成することができた。内容的には、概括的ないし部分的な研究実験に終わらざるを得なかったが、それでも、それぞれのテ-マについて、問題の所在、研究の切り口等に関して指摘することができたと考えている。尼子氏関係史料目録を作成したことにより、今後研究は急速に進展するものと確信する。 研究分担者はひきつづき研究調査を継続し、より完全な史料目録の作成に努めるとともに、各テ-マの研究を深化させ、将来的には尼子氏関係史料集および論文集を公刊したいと思っている。
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