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電気事業の規制緩和と電気料金問題に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02301087
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経済事情・政策学
研究機関学習院大学

研究代表者

南部 鶴彦  学習院大学, 経済学部, 教授 (00061416)

研究分担者 花堂 靖仁  国学院大学, 経済学部, 教授 (30052161)
舟田 正之  立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
阿波田 禾積  エネルギー経済研究所, 主任研究員
室田 武  一橋大学, 経済学部, 教授 (40104749)
研究期間 (年度) 1990 – 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1991年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1990年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード電気料金 / 政府規制 / DSM / コ-ジエネレ-ション / 規制緩和 / コジエネレ-ション / 公益事業 / 電気事業法 / 規模の経済性 / 自家発電
研究概要

本年度は昨年度に蒐集されたデ-タにもとずき,異なる性格を持つ事業所や会社の発電コストについて実証的な数量分析がなされた。これによって電力会社とコストの面でどれほどの乖離があるか,そしてそれが将来の競争についてどのような効果を持つかが検討できる。
一方海外における電力事業の変化はめざましいものがあるので,これを特にDSM(Demand Side Management)に着目し,ヒアリングと調査を行った。アメリカでとられたこの制度を日本にそのまま移入することは難しいが,そのアイディアを生かすことができないかが検討された。またアメリカの発電部門ではますます規制緩和が進み,競争メカニズムの利が実現しようとしている.こうした発電部門の自由化は送配電部門に対してどのようなインパクトを与えることになるのかについて,ヒアリングを行うとともに,法制度・経済理論の両側面から研究を行った。わが国でみれば,コジェネレ-ションの進展が,発電部門の自由化に近い意味あいを持つことが考えられる.しかし現在のところ,コ-ジェネの発展に対する諸規制の存在が,これを簡単には実現させていない。そこでどのような法規制がコ-ジェネを阻んでいるか,そしてそれは経済学的に見ればどのような効果を持つことになるのがについて,分析がなされた。同時に,競争の発展とともに電気料金の構造は変らざるをえず,その基礎をなしている会計的枠組にも変化が求められている.この点について会計学の視点から検討が行われた。

報告書

(2件)
  • 1991 実績報告書
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 室田 武: "日本の電力独占料金制度の歴史と現況" 一橋大学年報経済学研究. 32. 75-159 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 室田 武: "リサイクルの経済学" 経済セミナ-. 436. 16-20 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 室田 武: "地球環境の経済学(6)" 受験ジャ-ナル. 76-78 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 室田 武: "物質・エネルギ-の循環と地域経済"

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 南部 鶴彦: "電気料金制度の経済的合理性について"

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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