研究分担者 |
山本 聡 琉球大学, 理学部, 助手 (50124855)
松本 良 東京大学, 理学部, 助教授 (40011762)
弘原海 清 大阪市立大学, 理学部, 教授 (90047572)
岡田 博有 九州大学, 理学部, 教授 (60037182)
相原 安津夫 九州大学, 理学部, 教授 (80037291)
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配分額 *注記 |
13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
1992年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1991年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1990年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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研究概要 |
1.データの所在調査により国内における堆積岩岩石学データの概要が明らかになり,その一部については実際のデータを収集・入力して国際プロジェクトIGCP269に供給した. 2.IGCP269によって提案されたデータ構造およびデータシートの原案を検討した結果,記載項目,標記方法などについて問題点が明らかにされたので,これをIGCP269に送って検討・修正してもらった. 3.IGCP269に協力してIBM/PC用の市販ソフトParadoxおよびFoxbaseによるデータベースシステムの設計およびデータ入力に協力し,テスト版(原型)データベース(データ約300件,データ量1.4MB)をランタイム版ソフトと共に公開・配布した. 4.日本語対応版の技術的な障害については,プログラム上の障害とソフト(PARADOX)側の規格の違いがあることが分かった.前者についてはほぼ解決したが,後者については解決に今暫く時間がかかりそうである. 5.テスト版については,そのデータ構造,データの入力法,検索機能などについて総研としての検討結果をIGCP269に送ると共に,ICS,IGC,CODATAなどの学会での研究発表とデモンストレーション,および独自の講習会を実施し,普及に努めた. 6.以上の結果,テスト版の改良・拡張・普及を継続して実用版データベースを構築する必要性が明らかにされ,そのための新プロジェクトをIGCP269の最終会合(平成5年6月,Ankara)に提案することとなった.
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