研究課題/領域番号 |
02302046
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子通信系統工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
古賀 利郎 九州大学, 工学部, 教授 (00037706)
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研究分担者 |
西 哲生 九州大学, 工学部, 教授 (40037908)
上田 よし亮 (上田 〓亮) 京都大学, 工学部, 教授 (00025959)
森 真作 慶応大学, 理工学部, 教授 (00051269)
甘利 俊一 東京大学, 工学部, 教授 (80010726)
堀内 和夫 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063403)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
1991年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1990年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 適応システム / 動力学理論 / 神経回路 / ニュ-ロダイナミックス / 連想記憶 / 最適化問題 / 統計神経力場 / 適応学習 |
研究概要 |
本総合研究の達成期間は、2か年であり、第2年度の平成3年度では、初年度と同様、様々な分野に広くまたがっている非線形適応学習システム研究の関連研究者が参加する公開の研究集会として、平成3年7月に第2回非線形理論とその応用に関する学術研究集会を、平成4年1月に第2回非線形理論とその応用ワ-クショップを各々開催した。これらの研究集会は、電子情報通信学会非線形理論とその応用学術研究集会運営委員会、同学会非線形問題専門委員会、同回路とシステム専門委員会との共催で行なわれ、多数の参加を得た。以下にその概要及び研究成果を述べる。 (1)第2回非線形理論とその応用に関する学術研究集会では、ニュ-ロダイナミックスを中心課題として、若い研究者向けの応用数理に関するパネル討論や、第一線で活躍されている研究者による招待講演を通じて、この課題に対する徹底的な議論、活発な討論が行われた。具体的には、H.Ritter(Bielefeld大)を招聘し、迫江教授(九大)、来日中のK.Judd氏(東京理科大・文部省在外研究員)、篠本助教授(京大)、有本教授(東大)及び関連分野の北原教授(東工大)、来日中のC.Mira教授(Toulouse国立科学院)、伊藤尚史氏(東大)、鷲田教授(和歌山大)の参加を得て非線形理論とその応用についての研究状況及び成果について討論が行われた。これらの研究成果は、電子情報通信学会英文論文特集「非線形問題とその応用」として纏められ本年5月刊行予定である。 (2)第2回非線形理論とその応用ワ-クショップは、ニュ-ロダイナミックスに関するワ-クショップで、来日中のT.Roska教授(Hungarian Academy)や村岡教授(早大)、関連分野の武田教授(電通大)、有賀裕二氏(中央大)、高橋教授(東大)の協力を得て、ニュ-ロダイナミックスに関して活発な討論が行われた。これらの研究集会、ワ-クショップの研究成果は予稿集としてまとめられ、公表されている。
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