研究課題/領域番号 |
02303012
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
有機工業化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
園田 昇 大阪大学, 工学部, 教授 (20083983)
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研究分担者 |
左右田 健次 京都大学, 化学研究所, 教授 (30027023)
鈴木 仁美 京都大学, 理学部, 教授 (50025342)
斎藤 軍治 (斉藤 軍治) 京都大学, 理学部, 教授 (40132724)
岡崎 廉治 東京大学, 理学部, 教授 (70011567)
安藤 亘 筑波大学, 化学系, 教授 (30008429)
堀 幹夫 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (80082957)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
1991年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1990年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | セレン / テルル / ヘテロ原子化学 / セレンの生化学 / セレンを含む機能材料 / テルルを含む機能材料 / ヘテロ元素 / 機能材料 / 生化学 / 生理学 |
研究概要 |
本研究は、平成2年度から2年間にわたり、有機化学、無機化学、生化学、材料化学等の広い分野における、セレンとテルルの2元素の化学的利用を開拓、促進することを目的として行われたものであり、セレンとテルルの化学について、基礎および応用の両面にわたり、広く情報収集、情報交換、研究調査を行うとともに、有機的協力体制を確立することにより、我が国に於ける同分野の発展に大きく寄与した。研究組織は、セレンとテルルの関与する広い研究分野において第一線で活躍する16名の研究者により構成された。本研究では、1.セレンの化学とセレンを含む機能材料、2.テルルの化学とテルルを含む機能材料、3.セレン・テルルの生化学と生理学の3つの重要課題を設定し、それぞれの課題を担当する専門グル-プを設けた。各グル-プ内においては、必要に応じて随時、情報交換ならびに研究打ち合せを行う機動的な研究協力体生を確立した。また、本研究の大きな特徴は、基礎化学、生理学、材料化学等の異なる分野の研究者間の交流を特に重視したことであり、毎年、全体会議を開催した。全体会議では本研究に参画した全ての研究者が一堂に会し、活発な研究発表、討論、情報交換を行った。これにより、通常では情報交換の機会の少ない異分野の研究者間の交流を積極的に推進し、シ-ズとニ-ズの接点を多数見い出すことができた。ここで得られた成果は、各研究者の将来の研究に大きく寄与することが期待される。また、国内に於ける種々の学会、討論会、研究会、国際会議等に積極的に参加し、情報収集、研究調査ならびに研究成果の公開を行った。本研究では、セレンとテルルの関与する種々の研究分野の基礎から応用まで、極めて広い分野の研究者間の有機的協力研究体性を確立したが、これを維持、発展させて行くことは、同分野の更なる発展に極めて重要であると考えられる。
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