研究課題/領域番号 |
02304063
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
伊藤 維昭 京都大学, ウィルス研究所, 教授 (90027334)
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研究分担者 |
水永 武光 東京大学, 農学部, 助手 (30011985)
矢原 一郎 東京都, 臨床医学総合研究所, 部長 (60109957)
大隈 隆 (大隅 隆) 姫路工業大学, 理学部, 教授 (50111787)
中野 明彦 東京大学, 理学部, 助教授 (90142140)
水島 昭二 東京大学, 応用微生物研究所, 教授 (50013313)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
28,200千円 (直接経費: 28,200千円)
1991年度: 14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
1990年度: 13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
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キーワード | タンパク質のおりたたみ / ストレスタンパク質 / 熱ショックタンパク質 / 分子シャペロン / タンパク質局在化 / オルガネラの形成 / タンパク質膜透過 / タンパク質折りたたみ / 細胞内輸送 / 局在化 / シャペロン / 小胞体 / 分泌 |
研究概要 |
タンパク質のモルテン・グロビュ-ル状態の意義について調べ、それが生理的条件下で起こり得ることを示した(後藤)。熱ショック応答に翻訳制御が関与することを示し、熱ショックタンパク質GroE、DnaKの生理機能を複数見いだした(由良)。高熱菌の熱ショックタンパク質Hsp61とHsp12の遺伝子とタンパク質を同定した(香川)。HSP90のグルココルチコイド受容体ーアクチン結合における役割、カゼインキナ-ゼIIとの複合体形成を調べた(矢原)。ヒト色素性乾皮症A群を相補する蛋白の核移行シグナルを解析した(河野)。再構成系によりSecA,SecY,SecEのタンパク質膜透過促進機能を解析、またシグナルベプチドの構造・機能相関を調べた(水島)。SecYの機能ドメインに関する遺伝解析と複合体構成成分の同定を行い、またベリプラズムのジスルフィド結合形成因子PpfAを同定した(伊藤)。酵母SRP相同体SRH1を同定し、小胞体膜透過に関与することを示した(天谷)。膜組み込みにおけるシグナル及びシグナル・アンカ-配列の機能、方向性がN末端の電荷と疎水性配列のバランスにより決定されることを示した(阪口)。ミトコンドリアタンパク質前駆体の膜透過に伴う立体構造変化を測定する系を作成した(遠藤)。ベルオキシソ-ム3ーケトアシルーCoAチオラ-ゼの局在化シグナルをN末端延長ベプチドに同定した(大隈)。酵母PDI遺伝子をクロ-ンし、生育必須であることを示した(水永)。膵外分泌腺細胞でのKDELタンパク質の分泌、バフィロマイシンA1の作用機作の解析を行った(吉森)。HSP47の遺伝子を同定、コラ-ゲン特異的シャペロン機能を持つことを提唱した(平芳)。酵母小胞体よりゴルジ体へのタンパク質輸送におけるSar1pとそれによるGTP加水分解の役割を解析した(中野)。酵母の分泌における小胞体内部での構造形成の役割を調べた(徳永)。
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