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加配教師のもたらす教育効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02306022
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究機関上智大学

研究代表者

加藤 幸次  上智大学, 文学部, 教授 (00000084)

研究分担者 佐藤 有  北海道教育大学, 教育学部, 助教授
浅沼 茂  名古屋大学, 教育学部, 助教授 (30184146)
山田 兼尚  国立教育研究所, 評価測定研究室, 室長 (40000070)
石坂 和夫  国立教育研究所, 教育課程研究室, 室長 (20099906)
高浦 勝義  国立教育研究所, 教育方法研究室, 室長 (40110093)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
キーワード学習集団 / ティ-ム・ティ-チング / 学級定員 / 学習効果
研究概要

本研究は,加配教師の役割とその効果を明らかにすることにある。対象として文部省の研究協力校,小学校5校,中学校5校とし,それぞれ算数・数学で研究授業を行った。すなわち二学期および三学期にそれぞれ一つの単元ーー小学校,二学期「分数のたし算・ひき算」,三学期「百分率」,中学校,二学期「一次関数」,三学期「平行四辺形」ーーを選び,一つのクラスは加配教師を加えて二人の教師で指導し(実験群),もう一つのクラスは普通のように一人の教師で指導した(統制群)。
加配教師の学習指導におよぼす効果を知るために,(1)テスト,(2)アンケ-ト(単元の開始前と後の二回)および(3)授業観察を行った。
テストについても,アンケ-トについても,学校ごとに分析し,検討することにした。すなわち,研究協力校各5校の間には,加配教師の活用をめぐって,かなりの違いがあったからである。
1.テストの結果については学校間にばらつきがあり,必ずしも,加配教師の効果を明らかにすることはできなかった。
2.ただし,アンケ-トのいくつかの項目については,加配教師の効果について肯定的な結果が得られた。
3.授業観察を行った結果,明らかに,個別指導の機会は加配教師のいるクラスできわめて高いことがわかった。
今後の課題としては,実験群での加配教師の活用の仕方を統一し,かつ,より長く活用して行くことである。そのことによって,効果をはっきり取り出すことができるものと考える。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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