研究課題/領域番号 |
02306026
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
梶田 美春 国立教育研究所, 生涯学習研究部・社会教育研究室, 室長 (30110092)
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研究分担者 |
金澤 安子 (金沢 安子) 国立教育研究所, 生涯学習研究部・社会教育研究室, 研究員 (50124178)
山本 慶裕 国立教育研究所, 生涯学習研究部・生涯学習内容・評価研究室, 主任研究官 (50135646)
田中 雅文 国立教育研究所, 生涯学習研究部・生涯学習体系研究室, 主任研究官 (10217078)
山田 達雄 国立教育研究所, 生涯学習研究部・生涯学習体系研究室, 室長 (90047887)
川野辺 敏 国立教育研究所, 生涯学習研究部, 部長 (10000001)
新井 郁男 上越教育大学, 副学長 (30000061)
山本 恒夫 筑波大学, 教育学系, 教授 (20008733)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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キーワード | 生涯学習 / 学習需要 / 学習荷識 / 成人教育 / 企業従業員 / 企業事業主 / オーフ・ジョブ・トレイニング / カルチャー・センター / 学習意識 / 成人 / オ-フ・ジョブ・トレイニング / 学習ニ-ズ / 企業 / オフ・ザ・ジョブ・トレイニング |
研究概要 |
1.この研究は、日常生活及び職業生活における成人の学習の現状及び要求等を把握し、生涯学習事業提供者がこれらの需要に適切に対応することができるような基礎資料を得ることを目的とした。 2.調査は3種類の質問紙により行い、調査対象者は20歳以上の成人とした。日常生活における学習需要調査では、全国5県、1県から人口規模別、都市機能別に4市町、1市町各360人、合計7,200人に対して質問紙を配布。職業生活の中の学習需要調査では、全国の企業1,500社を従業員規模別、業種別に無作為に抽出し、企業事業主を対象者とした。さらに1社8名を年齢別に抽出し合計12,000名を対象者とした。 3.主要な調査結果(1)一般市民の学習需要は8割以上と高く、趣味・スポーツ・健康管理など全体として非職業的領域に強い関心がみられ、生きがい追求の姿勢が顕著にみられた。(2)特定のライフ・ステージにある成人(子育て期や要介護老人等を抱える主婦等)は学習経験者率が低く、ライフ・ステージの構成要素が学習の疎外要因であることを明らかにした。(3)企業(事業主・従業員)の学習需要では、企業が高等教育機関に求める教育訓練は、短期のものはマネジメント(事業主)、生涯設計(従業員)への要請が高く、長期のものは先端的科学技術の分野であった。(4)従業員の望む学習支援策は、時間的配慮、経済的援助、学習成果の人事考課への反映が上位を占めた。最終報告書では、これらの調査結果も織り込み、学習需要について構造的に考察を加えた。
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