研究課題/領域番号 |
02353002
|
研究種目 |
総合研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理化学一般
|
研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
丸山 有成 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (40013479)
|
研究分担者 |
三谷 洋興 岡崎国立共同研究機構分子科学研究所, 助教授 (50010939)
斎藤 軍治 京都大学, 理学部, 教授 (40132724)
櫛田 孝司 大阪大学, 理学部, 教授 (00013516)
|
研究期間 (年度) |
1990
|
研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
|
配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1990年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
|
キーワード | 分子性固体場 / 低次元系 / 電子物性 / 水素結合 / 超伝導 |
研究概要 |
今年度は主な活動として2回の全員による研究会(岡崎、箱根)と1回の重点領域申請準備会を行った。 1.研究会 第1回研究会は、平成2年7月30日に分子科学研究所にて行われた。最初に代表者による主旨及び経過説明があり、次いで4つのグル-プの各とりまとめ役及びその他の研究分担者計10名による研究計画の説明が行われた。まず「電子状態基礎論」としては低次元系での非線形場、量子ゆらぎ、動的構造ゆらぎなどの問題提起があり、次いで「有機超伝導体研究のブレ-クスル-」として、その物理的メカニズムの徹底的究明が必要であることが主張された。「電子ー水素相互作用」については、具体的ないくつかの新しい系の紹介があり、「新物質の系の開発」としては、光による固体場の創造と制御の可能性、有機・無機複合系などの提案がなされた。最初に今後の方針についての討論も行われた。 第2回研究会は、平成2年11月4,5日に箱根静雲荘で行われた。27名が出席し、全員がそれぞれの研究の進展状況について報告を行った。各研究の詳細は、別に小冊子としてまとめる予定であるのでここでは省略する。会では、さらに次年度の総合研究(B)への申請について、又、重点領域への展開について意見交換を行った。その結果、平成3年度総合研究(B)として「分子性固体場の創造と物性科学への展開」を申請することとし、重点領域としては平成4年度にむけて準備することとした。 2.重点領域研究申請準備会 平成4年度の申請へ向けての準備会を平成3年2月23日に岐阜にて行った。18名の出席を得て討論を行った結果、総合研究(B)の班員と若干名の研究者を追加して計画班を構成し、研究課題としてはより絞ったテ-マ「動的水素結合の分子システムへの展開」で申請することとした。
|